今日の南武線猫行脚はやめておけば良かった。早めに夜勤を上がって会社を出たころは、曇っていて割と涼しかったが、時間が経つにつれて雲が途切れて、お昼を過ぎたころには真夏のような青空になってしまった。気温は30℃に満たなかったようだが、日差しが強くて、散歩の終わりごろには熱中症になりかけていた感じだった。
そんなわけで猫の方も芳しくなく、約2時間半の散歩で見つけられたのは、次の駅間に進める規定数ぎりぎりの3匹。最初の猫は散歩開始から40分ほどして遭遇した。
巡回帰りと思しき茶トラ白。近寄ってカメラを向けると、盛んに目をしばたいて、ぱっちり目を開いた写真はこれ一枚。
アパートの敷地でお花の匂いを嗅いでいたが、近寄ったら警戒されてしまった。
近寄った分だけ離れてしまうなー。いきなりカメラ向けたんじゃ仕方ないけど。
俺がいるから先に進めないらしく、少し離れると、また元の場所に降りてくる。悪かったね、もう行くよ。
お花の二毛のあとは雲が切れて快晴となった。津田山という駅名の通り、ここら一帯は山だったらしく、急傾斜地の住宅街を悶絶しながら歩き回っていると、民家の敷地に停められた車の奥から、こちらを窺う視線を感じた。
さっきの二毛から1時間20分経っていて、とっくに猫探しは諦めていたけど、いてくれてホント助かったよ……。
何とか3匹をクリアしたあと、帰るついでに西立川に髪を切りに行った。美人さんの駐輪場を覗いてみると、今日は黒白がお昼寝していた。
久しぶりに見かける黒白。いつもならすぐに逃げられるんだけど、寝ぼけていたせいか、今日は大丈夫だった。
散髪のあと、その辺を一回りしていると、砂利の駐車場で2匹の猫を発見。
相方のキジ白は逃亡。トラ子さんもあんまり機嫌が良くなかったみたい。