何日か花冷えの日々が続いていたが、明日あたりから元に戻って、月末には夏日になるとの予報が出ている。とはいえ日に当たって歩いているとすでに暑く、夜勤明けの猫散歩でも、顔見知りの猫の多くはどこかに引っ込んでお昼寝しているようだった。
今日の散歩は軽めの柴崎体育館~西立川。以前は意地でも数を見つけることに情熱を傾けていたが、そういうことを続けていると寿命を縮めるような気がしてきたので、最近は1散歩あたり3~4匹見つけられれば良しとしている。あまり写真が多いと、家に帰ってからの作業に時間がかかって、ほかのことが何もできないからでもある。
最初に見かけた猫は、瓶の水を飲んでいるところだった。
「あらやだ見てたの」
後ろ足を下ろしてもう1枚。お澄まししたというより、ダッシュかます時は後ろ足を使うから、逃亡態勢に入ったと見るべきだろうな。
たまに立ち寄る猫路地。散歩帰りと思しきおばさんと三毛に行き会った。
「微妙に避けられてるわね」とは、おばさんの弁。何とか振り向いてもらったら別嬪さんだった。
……しかし、いくら呼んでもガン無視。巡回帰りの猫って脇目もふらずに歩くよな。
今日は久しぶりに某巨大公園に行ってみた。いつもの2匹は事務所の裏でお昼寝中。
寝顔だけ撮って立ち去ろうとしたら、スーダラ君が目を覚ました。
桜の季節を目前に控えた公園は、まだ閑散としていたが、来週末あたりは忙しくなりそうだ。係長も老骨に鞭打って撫でられる業務が待っている。