異動先の勤務内容詳細がようやく明らかになり、今後は今までのように頻繁に更新できなくなることが分かった。細かいことは色々あるが、いちばんの理由は、日勤の始まりが8時、夜勤の始まりが20時となり、明るい時間帯に散歩することが難しいからだ。
一日一猫というタイトルの通り、もともとは、通勤時に見かけた猫を、毎日1~2匹紹介するつもりでブログを立ち上げた。猫探しが面白くなるにつれて、わざわざ遠回りしたり、遠征に出たりして、見つけられる猫の数も増えていったが、それでも「撮った写真はその日のうちに載せる」という原則は、なるべく守るようにしてきた。なぜかというと、外猫との出会いは一期一会で、今日会った猫に明日また会えるとは限らないからだ。実際、この4年間で多くの顔見知りができた一方、どんなに会いたくても、もう二度と会えない子がたくさん存在する。そうした猫の写真を後出しで載せることに、俺は空虚を感じてしまう。
更新頻度にこだわるなら、時間のある休日などに写真を撮り溜めておけばいい話だし、その方がSEO的に有利なことも分かっているが、そういう考えなので、今後も猫に会えない日は基本的に更新しない。毎日アクセスしてくださっている方には申し訳ないが、パソコン表示で左メニュー上部の「過去猫めぐり」をクリックすると、過去の記事がランダムに表示されるので、更新のない時はそちらをお楽しみいただければと思う。
……と書いた矢先に過去の写真を載せることになってしまってアレなんだけれども、最初の猫は一昨日撮った麦わら1号。一昨日は出会った猫の数が多くて載せ切れず、昨日は頭が痛くて更新できなかった。
道路工事が本格化して、この細い路地が歩行者や自転車の迂回路になってからは、見かけることが少なくなっていた。元気そうで何より。
しかし俺は、麦わら1号には避けられているのだった。目も合わせてもらえないまま、脇の家の庭に隠れてしまった。
次の写真は昨日会った猫。異動先の着任日ということで、出勤ついでに、初めてとなる東大和市~新小平を歩いてみた。猫の気配は濃かったものの、14時出社という猫探しにはとても不利な時間帯。発情期と思しき鳴き声に助けられて、辛うじて1匹だけ見つけることができた。
喉を転がすような鳴き声を上げながら、隣の家に入っていった。この区間はちょっと長いけど、面白そうなのでまた歩いてみる。