今日の記事は15日に出かけた犬吠散歩の続きを。昨夜の夜勤は忙しくて仕事帰りに散歩する余力が残っておらず、聖蹟桜ヶ丘の京王百貨店でパンと牛乳を買ってお昼前に帰宅した。
牛乳については昨今の社会情勢により大量廃棄が懸念されているといい、我が家も妻の親戚が北海道で酪農を営んでいることから、少しでも消費拡大に協力したいという気持ちはある。ただ俺自身はもともと牛乳を大量に飲む人間なので、これ以上増やすとなるとなかなか難しい。宅配牛乳を検討したこともあるが価格的に折り合わなかった。子供のころのように、登校前(出勤前)や風呂上がりに冷えた瓶牛乳を飲む生活に憧れはあって、それが紙パック牛乳よりも格段に美味しいことも分かっているのだが、200ccの牛乳1本につき毎月数千円の出費となると厳しい。家計の中でも固定費というのは油断すると簡単に積み上がってしまうので、真に必要なもの以外は徹底的に排除しているからだ。ちなみに毎月数千円というと府中市の小中学校の給食費(牛乳を含む)とほぼ同額であり、土日や長期休暇があるとはいえ、よくこんな値段で提供できるものだと今さらながら驚く。アレルギー等の問題は別として、好き嫌いで残したりしてはバチが当たるなあと改めて思った。
猫散歩の方は犬吠の集落から外川へと移動(前回の記事はこちら)。銚子半島はたまに訪れる三浦半島と地形や気候がよく似ていて、台地に広がる広大な畑ではキャベツの大規模栽培が行われている。同じ畑で大根を輪作している点も三浦半島と同じで、ここの海岸も春になればハマダイコンの花が咲き乱れるのだろう。街の規模や産業構造が似ているせいか、怠惰に伸びる猫の風情もどことなく既視感がある。
太平洋を望む坂の中腹の茶トラ白。にゃあにゃあ鳴いてとても人懐っこい。
漁港の9時半はすでに遅い時間で人通りはまばら。カモメやカラス以外に目につく生き物というと猫ぐらい。
船宿の玄関先に佇んでいた黒。ちょっとだけ相手してくださいな。
こちらに気づいて飛び退いたキジ白。平静を装うようにシャカシャカしている。
いつもの猫散歩なら珍しくもないキジ白だが、この日はこの子が初めて。外川では様々な毛色の猫が活躍しているようだ。
道端で俺たちの様子を見ていた長毛キジトラ。ゴージャスな美人さん。
足元からにゃあと声が聞こえて振り向くと、路地の向こうから猫が近寄ってきた。
大白斑のクリーム白。ここには薄色の遺伝子も存在するんだなあ。
その傍らではゴージャスさんが転がっている。うちのサチコかマコちゃんの匂いでも残っていたかな。
漁港を一回りしたあとは再び高台に戻り、外川駅を経由して犬吠駅へ向かう。次回、最終回では銚子から八日市場へと舞台を移し、さらなる猫たちと遭遇する予定。