どうせ雨だと思っていたら本当に雨で、今朝は久しぶりに遅くまで寝ていた。これといってすることもなく、膝にサチコを乗せたまま空模様を眺めていたら、徐々に明るくなって、10時すぎには止んだようだった。最近少し落ち込みがちで、あまり動く気になれなかったが、近所の猫に会えば気分が変わるかも知れないと思って、軽く出かけることにした。家を出たのは11時。バスに乗って某巨大団地に行ってみた。
バスが発車した途端に再び雨が降ってきて、某巨大団地に着いてからも、しばらく散歩を始められず、30分ほど雨宿り。街路樹の葉に当たる雨音を聞きながら紫煙をくゆらせていると、キジ白が歩道に座ってこちらを眺めていた。
写真に写るぐらいだから割と強い雨だ。そんなところにいると濡れちゃうよ。
ていうかもう濡れてるな。猫より人間の方が濡れるのを嫌う気がする。俺が雨宿りしていて猫が活動しているんだから。
一通りガリガリしたあと、キジ白は自分のねぐらに戻っていった。背後にそんな様子を眺めている黒もいたが、こちらはカメラを構える間もなく逃げた。
iPhoneでアメッシュを眺めつつ、雨雲が切れたところで散歩開始。隣の団地でキジ白を見つけた。
いつもと違って散歩開始が遅いため、時刻はすでに13時近い。こんな時間はこういうところで寝ているのが多い。
猫って柔らかな場所を見つけるのが上手だよな。寝てばかりいる動物だから、硬い場所だと床ずれして褥瘡ができるとか?
狭い範囲を行ったり来たりしているうちに、雨が上がったことを知った猫が次々に出てくる。ただし三毛はすでに逃走中。
奥にいたのは、ここらでたまに見かけるキジ白。団地内の猫で顔見知りと言えるのはこいつぐらいかなあ。
奥の方にいたキジ白は、いつの間にか道路を渡ってまったりモードになっていた。
挙動が子猫っぽかったので、初めて見る子だと思っていたけど、家に帰って調べたら3月にも会っていた。
そうこうしているうちに、小学校の下校時間を知らせる防災無線が流れてきた。不審な人を見かけたら110番とか言っているので、そそくさとバスに乗って家に帰った。