ここのところ涼しい日が続いていて、昨日あたりは20℃前後までしか上がらなかった。夜勤の狭間の短い睡眠時間だったが、久しぶりにぐっすり眠れた(ついでに職場でも寝た)ので、比較的体調がいい。いつもならへろへろになって帰宅して、そのまま布団に直行するところだが、今日は寝る前にビールを飲みながらこれを書いている。
猫関係業務の方は、職場~朝霞駅までと、田無駅周辺の2箇所。現在住んでいる家の賃貸借契約に変更が生じたため、不動産屋のある田無に寄ってから帰ってきた。
田無に行くなら猫を探すしかない。俺の主な猫散歩エリアである東京三多摩(島嶼を除く市町村部)の中で、最後まで空白地帯として残っていたのが、狛江市、調布市、そして田無のある西東京市だった。狛江と調布は2月に散歩して猫にも遭遇したが、普段まったく用のない西東京市だけは、散歩したことがなかったので、この機会にやっつけることにしたのだった。
職場を出たのは8:20ごろ。昨日の記事で紹介したばかりの猫路地を、今日は逆向きに登っていると、道端の草むらに茶トラ白が座っていた。
日差しが気持ち良く感じられる季節になってきたねえ。俺も嬉しいよ。
この子は昨日の最後に紹介したキジ白(会ったのは22日)。何度も歩いて、この辺りの猫の見分けがつくようになってきた。今日は飼い主のおばさんとも挨拶できて、この子の名前はモモちゃんというそうだ。
写真を撮っているうちに、無意識に閾値を超えたらしく、モモちゃんは地面に飛び降りてしまった。
庇にいたのも下りてきて、塀の上からこちらを睨んでいた。お騒がせしてどうもすんません。
この子も22日に会って昨日載せた子。この辺りはキジ白が多いな。
朝ご飯を終えた2匹のキジ白が道路で寛いでいたが、俺が近寄るなり直ちに散会して、フェンスの向こうに引っ込んでしまった。手持ち無沙汰になったため、ご飯のおばさんと10分ほど猫談義して、その場をあとにした。
で、未だに懐かない。こいつは慎重にやれば行けそうな気はしている。
さらに1匹追加で、いつもの猫民家で見かけたのは、大茶トラ白1匹と、小茶トラ白4匹。子猫たちはだいぶ成長したと思っていたが、大と並べるとまだまだ小柄だ。
その後田無で用を済ませ、いざ西東京市コンプリートと思って歩いてみたが、歩いても歩いても猫の姿まったくなし。1時間半近く歩き続けて1匹たりとも見つからず、折れかかった心のまま駅に向かっていると、道端から「かっ、かっ」という声が聞こえてきた。
最初に聞こえた「かっ、かっ」の声は、庇の上の鳩を見上げて、もどかしそうにしていたのだった。いやホントにいてくれて助かったわー。
なお、これで東京都の市町村は完訪したわけだが、島嶼もやるとなると、青ヶ島村とか小笠原村まで含まれるわけで、サラリーマンをやっているうちは絶対無理。いずれ機会があれば、大島や三宅島には行ってみたいと思っている。