18時現在の台北の気温は3℃ほどで、市内でも雪が降ったとのツイートがちらほら見られる。郊外や山沿いは各所で積雪が観測されていて、あちらのニュースはどこも大はしゃぎの様相だ。
亜熱帯~熱帯に属する台湾は暖房設備が貧弱で、公共施設ですら暖房のないことが多い。一昨年12月に訪台した時は夜になって気温が下がり、宿のエアコンを入れようとしたら暖房モードがなかった。温まるにはシャワーを浴びるほかなく、しかし布団は薄く、帰国したら絶対に風邪を引くと確信したものだった。
一方、東京は今日も平穏。朝から天気が良かったが、家のことを片付けるため散歩をお休みしたので、猫の方は昨日の自転車散歩の続きを紹介しとく。最後に寄った某巨大公園では動画も撮ったので、こちらからどうぞ。
かーちゃんと遊んだ20分後、路地の突き当たりに猫発見。ちょっと分かりにくいかな。
まだ若そうな茶トラ白。この辺の猫たちがみな臆病なのは分かっているので、慎重に接近したが……、
缶の中身は食べものではなさそうだ。湿っぽい目でこちらを見つめる渦巻き猫。あいにく俺も手ぶらなんだよ。
とある民家の敷地に大白斑のキジ白がいた。薄色というか、赤毛というか、微妙な色調だね。
不信感ありまくりの目つき。もう少し信用してもらえませんかね。
15時を過ぎて、曇った空がいっそう暗くなってきた。小さな庇の上に猫発見。
「ご飯の人を待っているの。早く見つけて、いちばんに行かないと、ほかの子に食べられちゃうのよ」
散歩の最後は某巨大公園に寄ってみた。東京も一時雪になるとの予報が出ていたせいか、土曜日にもかかわらずお客さんはまばら。茶トラ係長とスーダラ君も店じまいの佇まいだ。
「ねえ係長、雪はとても冷たくて、凍えるかと思ったよ」
「そうだろうな」