今日はとても久しぶりな日勤前の朝散歩。好むと好まざるとにかかわらず、目覚ましで5時に叩き起こされ、否応なしに6:20には家を出なければならない。体が夜のリズムのままなので少し辛かったが、早朝の街で猫に会うのが楽しみでもあり、自転車で駅に向かっている時はうきうきして鼻歌まで出てきた。
朝早く駅に向かう時は、巨大黒猫のねぐらを通ることにしている。ここ1年近くまったく見かけないので、半ば諦めていたんだが、自転車を漕ぎながら念のためチェックすると、裏口の前で普通に佇んでいるのが見えた。
相変わらず大きくて、小山のような風格だ。
会うのは去年6月以来11ヶ月ぶり。近所に引っ越してきたのにぜんぜん見ないし、相方のマイケル君は死んじゃうし、どこかへ行っちゃったのかと思っていたよ。
性格はとても人懐っこくて、体格に似合わない可愛らしい声で鳴きながら、ごろごろすりすりしてくれた。なお、前回までは性別不明だったためメス扱いにしていたが、今回初めてキンタマを発見できたので、それを記念して、今後は正式に「巨大黒猫」と呼ぶことにする。
今朝の散歩コースは北町バス停から西国立まで。北町に行ったのは二等兵に会いたかったからだが、あいにく家の前には誰も出ておらず、最初に見かけたのは西町の2匹だった。
どちらも顔見知りだが、印象深いのはドジョウ髭の方。向こうも感慨深げ(?)な顔つきをしている。
いつもお世話になってばかりの猫路地。青い目の白が今朝も出ていた。
驚愕の表情で注視しているな。俺ってそんなにびっくりされるキャラなのかな。
手土産持参でちゃんと挨拶すれば、それなりに歓迎してくれるはずだけどな。
厚かった雲が途切れて、少しずつ日が差してきた。猫の方はご飯待ちの時間帯と見えて、玄関前や路地の道端で待機しているのがぽつぽつと。
黒い頬被りをしているような毛色の三毛。会うのは3回目ぐらいかな。
この子に初めて会ったのは2013年8月で、その日はとても暑かったことを覚えている。道端で涼む様子を這いつくばって撮っていると、地面に落ちた汗で水溜まりができるほどで、2~3分で気絶しそうになったのだった。今はあまりそういう撮り方はしなくなったが、勘でフレーミングしているので外すことも増えた。
次の猫に会ったころには、日が差して影ができるぐらいになっていた。
公園の遊具で寛ぐキジ白。ここで猫を見るのはずいぶん久しぶりだな。
最後に立ち寄ったのは学校裏の猫アパート。猫が寛ぐにはちょうどいい天気と思って期待していたが、猫ボックスに収まっていたのは黒白1匹だった。
いたって教えてくれないよなーと思いつつ、立ち去る前に振り返ったら、階段のところにもう1匹。あれは母だな。
母は毛繕いに忙しい。個性的な息子はまだ寝ているのか、姿を見せなかった。