今日は29.8℃と真夏日にならなかったものの、明日は32℃まで上がるとの予報で、まだしばらくは冷房が必要のようだ。ここ3日間は湿度が80~90%ほどでやたら蒸し暑く、引っ越しの準備をするのも気絶しそうになる。梱包も開梱もすべてお任せなので、力仕事はほとんどないが、新居の賃貸借契約をはじめ、10月初旬に色々な手続きが集中しているので、証明書類やハンコを集めて回らなければならない。せっかくマイナンバー制度ができたというのに、申請先がみんな別々で、戸籍謄本に至っては、郵便局で定額小為替を作って役場に送れとか、我が国はいつまで明治時代を続ける気なのだろう。
まあそんなことはどうでもいいんだが、来月5日の引っ越し本番日まで、完全にお休みなのは今日が最後。ない時間を捻り出してかき集めた書類をまとめて、ようやく契約書その他一式が完成した。猫関係業務の方は、その合間に某巨大団地へ行ってきた。
蒸し暑い昼下がり、桜並木の団地入口にたどり着くと、道端から少し離れた落ち葉の上で丸くなっているのが見えた。黒いから分かりにくいかな。
背中からそーっと撮っているつもりだが、耳がこちらを向いている。
日陰で涼む茶トラ。もうすぐ10月だというのに蒸し暑くてイヤになるね。
ねえねえ、今忙しいの? 暇ならモデルになって欲しいんだけどな。
団地から少し離れた猫民家にも行ってみた。この家にはかつて人懐っこい白爺さんが住んでいて、何度か遊んでもらったことがあるが、2年あまり前に会ったのを最後に見なくなった。現在は若いキジ白家族が住みついて、今日も家の裏に集まっていた。
年長のこいつはここが定位置。先月も同じ場所にいた。
子供たちもだいぶ大きくなって、いつの間にか去勢手術を受けたようだ。
再び団地へ戻ってくると、草むらの向こうからキジ白がこちらを見ていた。
約2年ぶりに見かけた薄色折れ耳三毛。まったく懐く素振りはなく、茂みに逃げ込んで二度と出てこなかった。