以前よりだいぶ夜勤が少なくなって、今月(というか今年)は今日の明けが最後。次回は1月4日で、それまでの間は、年中で最も日の出の遅い期間を日勤で頑張らなければならない。果たして寒くて暗い早朝にどれだけの猫に会えるであろうか。
今日の仕事帰りは髪を切ることにしていたので、退勤後すぐに予約して、約束の14時めがけて柴崎体育館から散歩を開始した。午後から雨との予報だったが、降り出したのは夜になってからで、散歩中は薄い雲がかかるぐらい。風景が白んでしまってむしろ写真は撮りにくかったが、俺の事情とは裏腹に、猫はたくさん見かけた。
1匹目は砂利の駐車場で見かけた三毛。この場所で猫を見るのは初めてだが、あの子はたぶん近所の牛乳取次店の子。
あ、別猫だ。あの子によく似ていたから間違えちゃったよ。
その牛乳屋に猫の姿はなく、さらに行くと、いつもの猫拠点に黒白1号がいた。慣れた場所だとテンポ良く会えて楽しいな。
とある有名巨大神社の境内に差しかかると、門扉の下から外を眺める猫発見。
落ち葉さくさくだから、逃げられる前にアップを撮っておこうかな。
一通り撮り終えたら、やおら立ち上がって奥へ引っ込んだ。もしかして、待っててくれた?
この子は顔見知り。10月の初めに猫民家でビバークしていた子。
西立川時代、時々通った猫の草原。茶トラ白が何かに注目していた。
茶トラの姿が。みんなして出てきているのは珍しい。ご飯の人がやってくる時間なのかな。
旧居付近に来る時は、いつも青2号の路地を通るんだが、引っ越してからは会えていない。次に来るのはまた髪が伸びた時なので、諦め切れずに何度か行ったり来たりしていると、側溝から小さいのが出てきてこちらを眺めていた。
子猫と呼ぶには大きいが、まだ子供の顔。ここの子猫はみんなキジ白かキジトラだな。
通い慣れた坂道をゆるゆる行くと、お寺のサビに行き会った。あの子はすぐに逃げるから、あんまり近寄れない。
高みからこちらを見下ろす黒白発見。今日は本当にたくさん出ているなあ。気温は13℃ほどで日差しもないので、そんなに快適じゃないと思うんだけどな。
「もう冬毛になったから、今日みたいな天気でも過ごしやすいよ」
屋根の上の黒白に会ったところで散歩は一段落。通りがかりのラーメン屋で遅い昼食を済ませ、床屋へ向かっていると、塀の上に茶色いのがいることに気づいた。
今日の猫はこれでおしまい。明日から3日間のお休みなので、少し遠くへ行こうと思ったり思わなかったり。揺れる思い。