昨日は妻と一緒に奥多摩へ出かけて、氷川の街や猫集落のほか、さらに山奥まで分け入って猫に会ってきた。前夜からレンタカーを借りて、当日は6時半ごろ家を出て、現地に着いたのは8時すぎ。通勤時間帯を避けたせいか、思ったよりは早く着いた。奥多摩の帰りは、羽村の父と食事する予定にしていたが、父は22日に自室で転んで負傷したため福生市内の病院に入院していて、この日はちょうど退院日になっていた。食事の代わりに退院手続きをすることになり、諸手続に奔走した結果、疲れ切ってしまって、その日撮った猫写真を開くこともなく、ベッドにくずおれたのだった。
昨日撮った写真は40枚あまり。今日はその中から前半部分を紹介する。
1匹目は民家の庭に佇んでいた三毛。厚い雲のかかった山間の集落はとても暗く、朝の氷川で見かけたのはこの子だけ。
氷川の猫はそれなりに網羅しているはずと思い、帰ってから調べたら、3年前の10月に会っていた。冬毛でだいぶもこもこしているけれども。
猫集落の平場には9時すぎに到着。車を止めてサイドブレーキを引くか引かないかのうちに、助手席の妻が「あ、猫」と言い、慌てて撮ったのが下の写真。
縁側で確認できたのは、黒いのが2匹と黒白1匹。天気が悪いからあまり出てない。
先月訪れたばかりの猫集落にまた来たのは、猫民家の奥さんに写真を渡す約束をしていたから。2011年から撮り溜めた130枚ほどの写真を郵便受けに入れ、不在と思しき玄関先に「お邪魔しますよー」と挨拶して敷地に突入すると、もう1匹の茶トラ白が驚いた様子でこちらを見ていた。
荷物運搬用リフトの線路端に逃げ込んで、動かなくなってしまった。
かつては20匹近くの猫がいた下の縄張りも、今では3匹を残すのみ。もう1匹はどこへ行ったかなと思っていると、通行止めの山道から顔を出した。
藪の奥へ消えていったキジ白を見送って、再び上の段に戻ると、猫たちは大方引っ込んでしまっていた。縁側に残っていた黒白は、一昨年の秋に見かけた子猫。ずいぶん大きくなったなあ。
もう1匹は黒。こちらはたぶん去年生まれた子だと思うが、まったく自信ない。
曇り空の猫集落はこれでおしまい。このあと再び車に乗って、さらに奥の集落を目指した(明日に続く)。