今日から11日まで台湾へ猫探しの旅に出かけているので、帰ってくるまでの3日間は、載せられずに残っていた猫たちを予約投稿で紹介していく。今回で3回目となる台湾旅行は、日程は今までと同じ2泊3日だが、少し欲張って、鉄道で台湾島を一周することにしている。ややタイトなスケジュールなので、見つけられる猫の数も、例年より少ないかも知れない。
初日の今日は朝イチの中華航空で羽田から台北松山へ飛び、瑞芳や基隆を散歩したあと、夕方の普悠瑪号(特急電車)で花蓮へ向かうことになっている。当初の計画では、花蓮まで復興航空の国内便を利用するつもりでチケットも取ってあったが、復興航空は去年11月に突然解散してしまい、予定変更を余儀なくされた。仕方がないので同区間は鉄道を利用することにしたわけだが、それでもスケジュールにはほとんど影響しなかったのだから、台湾の鉄道の高速化はかなり進んでいる。普悠瑪号の最高速度は140km/hで、台北~花蓮(194.0km)を2時間で結ぶ。
この記事が予約投稿される18時ごろ(台湾時間17時ごろ)、俺は基隆駅にいることになっている。瑞芳や基隆でどんな猫に会えたかは、帰ってからゆっくりレポートすることにする。
さて、今日紹介するのは今月2日の福生縦断散歩の3回目(前回はこちら)。歓楽街をあとにして、滅多に渡らない青梅線の踏切を渡り、多摩川の河岸段丘に沿ってゆるゆる歩いていると、緑地の奥にうごめくものを発見した。
……がしかし、瞬時に逃亡。悄気返る俺を慰めてくれるかのように、入れ替わりでキジトラが現れた。ありがたやありがたや。
この日は気温が13℃近くまで上がり、ダウンジャケットで日光に当たっていると暑く感じる。似たような服装(?)の猫も、トラックの荷台で毛繕いを始めている。
寛ぎ切っている。ここは車も人もあまり通らないから、安心しているな。
黒白が乗っかっているトラックの道路向かいには、地面でまったりしているのがいた。
シャッター音でびっくりさせてしまった。ごめんごめん、ちょっと写真を撮らせてもらったんだよ。
冬の傾いた日差しを浴びて、大白斑のキジ白は気持ち良さそうにしている。
安心したように傍らに佇んだ。ここの猫たちはおしなべて人懐っこい。この日は動きが少なかったが、この子なんか、前回会った時はこうだった。
ちなみに、こいつは飄々としていた。
俺は北海道出身なので、ただ広いだけの土地は見飽きていて、こういう場所で休もうとか遊ぼうという気にはまったくならない。猫がいたから通過しているだけであり、用が済んだので立ち去るつもりで歩いていると、さらに1匹、木立でぽつねんとしているのに行き会った。
指の匂いで挨拶することに成功した。こういう場所で暮らすのは大変だと思うが、人々には優しくしてもらっているのだろう。
明日は福生縦断散歩の最終回を載せる。