昨夜は仕事しているうちに頭が痛くなってきて、夜半からほぼ使いものにならないまま朝を迎えた。仕事帰りは散歩できる状態ではなかったためまっすぐ帰宅し、さっきまでグースカ寝てようやく回復してきた。今まで何度も書いたことだが、偏頭痛になると何もできなくなって、その時間がすべて無駄になるので本当に困る。
そんなわけで今日は、一昨日のこまこま散歩で出会った猫たちの出番となった。長毛二毛と三毛の住む猫農家にしばらく留まって、桜の木の下で写真など撮ったあと、次の拠点へ向かうべく歩き出して30秒。何と前方から次の刺客が向かってくるではないか。
舌を鳴らして呼んだら、駆け足で近寄ってきた。人懐っこい子だー。
何度か訪れたことのある土地だが、この子に会うのは初めてだと思う。人懐っこいのと景色がきれいなのとで、たくさん写真を撮ってしまった。
駅からたった1kmの場所に1時間半もかかって、ようやく次の猫拠点に辿り着いた。この青空で気温は13℃ほどと、日なたでごろごろするには最高の天気。休憩しようと思っていたテーブルには先客がいた。
道路向かいの猫民家には見覚えのあるブルーアイ。会うのは1年ぶり。
毛色はキジ白がカラーポイント化したもの。カラーポイントは劣性遺伝なので、両親からc遺伝子をもらう必要があるが、何度か訪れて観察する限り、ここにはほかにカラーポイント猫はいない。優性の法則によりヘテロでは発現しないので、誰かが隠し持っているものと思われる。
あのー、そろそろご飯食べたいんだけど、テーブル使ってもいい?
やめてくれよー、君たち自分ちで美味しいもの食べてんじゃんよー。
前回来た時の主犯も出てきた。ここは近所の人々やハイカーたちのお休み処になっていて、ここに張り付いていれば、おこぼれがもらえると思っているのだろう。まあこうなることは予測していたので、試供品の高級カリカリを振る舞いつつ、しばらくみんなで昼餉の時間となった。次回に続く。