昨夜は22時近くに帰宅して、シャワってアイス食ってすぐに寝た。夕方出かける時にアビちゃんを見かけて喜んでいたら、帰ってきた時も道路の真ん中で香箱を組んでいて、どうやら暗くなってからじゃないとあの子の活発な姿は見られないようだ。猫に会いたいなら朝より夕方の方が3割増なのは分かっているが、勤務時間の都合で、その時間帯に散歩することは滅多にない。朝だけ歩いて知った気になっている幾多の猫拠点にも、俺の知らない猫がまだまだたくさん生息していて、恐らく俺はその子たちに会えないままこの趣味を終えるのだろうな。いくらさらっても歯が立たない難曲みたいなものだな。
昨日の疲れが残っていたため、今朝の散歩は近場の東中野バス停~多摩センターにしておいた。丁寧に探せば2日分の記事になるくらい会えるコースだが、里山で坂が多く、1時間も歩いたらへろへろになってしまうため、そこまで盛況になったことはまだない。
最初は2匹の猫グループ。時刻は7:04。
常駐の三毛とキジ白、個別に会ったことは何度かあるが、一緒にカメラに収まったのは初めてじゃないかな。
家の主人に挨拶して教えてもらったところによると、どちらも野良で、3年くらい前から居ついてしまい、仕方がないので面倒を見ているとのことだった。とはいえ頭を撫でながらにゃーんなどと話しかけているのを目撃しているので、俺には照れ隠しにそう言ったのかも知れない。
この辺りには三毛が多く、しかも毛色のバリエーションが豊富なので楽しい。背後に佇んでいたのは銀三毛。I遺伝子座の遺伝子型がI-で、キジ色から褐色が抜けたもの。遺伝子Iは茶色を司るOよりも下位なので、茶色い部分には影響を与えない。
このとき時刻は7:18で気温は27℃ほど。日差しがあるせいか、写真に写る2台の車の下には少なくとも猫が4匹潜っていた。
またもや背後に気配を感じて振り向くと、今度は白いのがこちらを睨んでいた。
この辺りでたまに見かけるオッドアイだった。遠目にも分かったけどね。
定点で時間を食ってしまい、急ぎ山越えすべく傾斜地の住宅街を登っていると、向こうから猫が1匹やって来た。
腰を下ろして見極めていたが、ほどなく民家の敷地へ駆けていった。不合格だったみたい。
散歩の最後はシャム混2号。この子は長いこと猫風邪を引いていて、くしゃみや鼻水が止まらずにいるが、この季節はかなり軽快するようだ。
そろそろゆっくり1号も良くなったかな。近いうちに様子を見に行ってみようかな。