布団に潜ったままでも雨が分かるのはトタン屋根の利点だが、今朝のような霧雨だとさすがに無理で、確認するには寝床から這い出て窓を開けて外を見なければならない。雨だったらもっと寝ようと思っていても、一旦布団から出たらモードチェンジしてしまってなかなか寝られず、時間がもったいないので、そんな時はそのまま起床することになる。そんなわけで今朝は5時に起きたものの、通常出勤の7時半すぎまで部屋でぼけっとして過ごしたため、何となく眠いままで一日が終わった。
猫の方は昨日の散歩で会った子たち。昨日は暫定的に最寄り駅への道すがら見かけた2匹を載せたが、北野～八王子の散歩本番では11匹の猫に遭遇した。最初の猫は道路予定地と思しき空き地で日に当たっていた黒。
忙しそうだな。
近寄ってカメラを向けたら、すたすた歩いて自宅に戻ってしまった。奥の方には相方と思しきキジ白もいた。
カーポートの屋根に猫発見。気温が上がるとの予報ではあるが、さすがに10月中旬なので、朝のうちはああいうのが多い。
ちなみにこの子は顔見知り。会いたい子に会えたので嬉しい。
黒三毛の次はキジ三毛。何かを追いかけていたらしく、こちらは日陰。
とある住宅街を通り抜けていると、行く手の塀の上に猫影が見えた。
何を注視しているのかと思ったら、車の下に仲間がいるらしい。
あれ、この子は10日ほど前に会ったばかりのブルーアイだ。あの時は30ヶ月ぶりで、その前は13ヶ月ぶりだったのに、出現頻度が読めない子だね。
「あのー、続けてもよろしいでしょうか」
ごめんごめん、デートの邪魔しちゃったか。
先日ブルーアイを見かけたのは左側の茂みの中。近所の猫たちの憩いの場になっている茂みだが、この日はもぬけの殻で、代わりに車の下に1匹いた。
いい子だねー。おいでー。
「……」
アメダスによれば、気温はこのころ20℃を超えた。白いのはまだ日なたで頑張っている。
黒よりは多少暑さに強いのかな。毛色は雪の中が向いてそうだけど。
歓楽街にたどり着いたのは8時半すぎ。定点の猫拠点を覗いてみると、先日閉鎖されたはずの月極駐車場に看板が立てられ、コインパーキングとして今月末にオープンすると書かれていた。月極駐車場だったのが閉鎖されて杭が打たれたのも、今回立て看板が立ったのも、すべての場所で一斉に行われたようだから、土地の持ち主が変わったか、あるいは着工までの日銭稼ぎを始めたのかも知れない。
なお、猫はフェンスの向こうで寝ている。
Oh、起きてましたか。
その辺を一回りして戻ると、さっきの黒白が地面に下りていて、なおかつ1匹増えていた。
車の出入りがないのはいいけど、ねぐらが吹きっさらしになっちゃったねえ。
柳巷花街に猫影あり。
尻尾を上げて機嫌がいいのは俺に対してではなく、近くに飼い主がいるから。
さっきの駐車場には、こいつの兄弟がいたはずなんだが、最近ぜんぜん見ない。来週あたり眼鏡が出来上がるから、受け取りのついでにまた来てみよう。
