朝の駅猫(1)


川崎市の猫

 今日は予報が当たって朝からよく晴れた。この天気は明日まで続くそうだが、先日発生した熱帯低気圧はすでに台風22号になっていて、フィリピン海を20km/hの速度で北上している。これが秋雨前線を刺激して、今後の進路によっては週末からまた雨が続くだろう。まあ今年の長雨にはとっくの昔にうんざりしているわけだが、天気に文句を言ってもどうにもならん。
 今日は朝早くに家を出て、川崎臨海部の猫たちに会いに行った。知り合いがいるわけでもないのに、空気の悪い工業地帯にわざわざ出かけたのは、猫のついでに鶴見線の昭和駅を見物したかったからだ。5月にこの駅を訪ねた時、1931年から使われてきた駅舎が改築されると知り、完成が9月下旬だというので、先月から機会を窺っていたのだった。この路線は日中になると2時間に1本しか電車が来ないので、朝から出かけるしかないんだが、最近の南武線は難しくて、下手すると武蔵小杉のタワマンラッシュにぶち当たって死ぬ思いをする。なので家を出たのは不必要に早い5:50。列車の接続は良く、最初の目的地に着いたのは7:16だった。
 10月下旬の7時すぎは思いのほか暗く、ホームに佇む黒猫も紛れてしまって目立たない。
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 毎日大量の通勤客を眺めているから、たった一人に近寄られても平気みたい。人懐っこいわけではないけれども。
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 駅構内の2匹目はキジトラ。小枝で遊んでいるところ。
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 茶トラが加わって3匹。ここに集まっているということは、待っていればいいことがあるのだろうな。
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 電車にはまるで無関心。あれは食べられないからな。
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 そうこうしているうちに、また1匹追加。
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 単線の終端駅なので、電車はすぐに折り返す。猫たちは相変わらず無関心。
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 せっかく晴れているのに、日陰ばかりではつまらないので、駅から外に出てみた。植え込みに紛れているのが分かるかな?
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 ここはキジトラの毛色にぴったりの場所だね。
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 近所を一回りしていると、駐車場に黒いのが座っていた。
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 さっきの黒とは別猫のようだ。
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 少しくたびれた様子の黒。ここには何匹もの黒がいるので、ごくたまにしか来ない俺などは見分けがつかない。
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 近所のもう1匹は廃屋の黒白。駅の猫とは別グループ。
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 そろそろ次に行こうかな。サビちゃんまたね。
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 ……と踵を返したら、茂みに潜む黒白と目が合ってしまった。丁寧に探せばもっとたくさんいるんだよな、ここ。
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 隣の駅まではごく近く、沿道を通って750mほどの距離。茂みの黒白の10分後には到着して、猫にも会えた。
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 猫たちが日に当たっていたのは、写真を撮るには微妙な場所。さてどうしたものかと思案に暮れたところで、駅猫散歩の第一回はおしまい。次回に続く
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