気温15℃、南東の風1.8m/s、快晴。
猫を探すのにこれほど良い条件があろうかという日なのに、思うように見つけられないのはいったいなぜなのか。猫たちの間に手ぶら野郎の徘徊情報でも回っているんだろうか。猫拠点というのは人間の事情によって移ろうもので、既知の猫拠点を巡回するだけでなく、同時に新規開拓も進めていかないと尻すぼみになっていく。趣味というのは何であっても体力がないとダメだなと改めて思った。
まあそれでも今日はカッコいい茶トラに会えたから良かった方だけど。
きれいな毛並みを横からご堪能ください。
精悍な眼差し。豊満なヒゲ袋。
うーん、いいねえ。
次の茶トラは2度目。今日はかなり手前で逃げられてしまった。
ちんたら歩いているうちにお昼を過ぎて、猫は丸くなる時間。
気持ち良さそうに寝てら。
砂利を踏むかすかな音で目を覚ました白。ごめんよ、起こすつもりじゃなかったんだよ。
「まったくもー」
散歩で見かけた猫は以上の3匹で、残りは自宅近くの猫ヶ丘の猫。なぜか日陰の狭いところに佇むキジ白発見。
鳥の鳴き声などに反応するが、ここに佇む目的は不明。
冬が近くなって南中高度が低くなり、14時前だというのに影が長い。猫を探すなら夕方の方が見つけやすいんだろうな。でも夜勤明けはそんなに起きていられないもんな。
ちなみにこの子は背中にレッドがあるので二毛。
最後の猫は民家の敷地の茶トラ白。
何となく後ろめたそう。トイレでしょ。
「な、何を仰いますか」
