今日は都心に近い代々木上原から散歩開始。ちらほらと雪が舞って寒い日だった。
夜勤明けでかったるい時に、なぜそんなところを散歩したのかというと、乗る電車を間違えたから。唐木田から乗った急行に大人しく座っていれば良かったものを、新百合ヶ丘で後続の快速急行に乗り換えてしまい、降りる予定の登戸を通過して、次に止まったのは下北沢。そんなところを散歩しても世田谷迷路にハマって神経をすり減らすだけなので、土地鑑のある代々木上原から幡ヶ谷まで歩くことにしたのだった。幡ヶ谷には20歳のころ住んでいて、富ヶ谷や駒場には友達も何人かいたので、今でも地図なしで歩けてしまう。言うまでもなく猫の多い街ではあるが、今日は調子が悪く、逃亡率が高かったこともあって、カメラに収まったのはわずかだった。
住宅街がからっきしだったため、旧知の猫拠点に助けを借りた結果、まずは白いのを発見できた。
何というか、しょっぱい顔つきの白。光加減で分かりにくいがブルーアイ。
立ち去り際に1匹追加。茂みを丹念に探せば、もっと見つけられたかも知れないが、この時すでに雪がちらついていた。
冬の朝は日の出が遅くて暗くて寒いから、1月中旬まで夜勤が続くことを喜んでいたのに、こんなことなら日勤前に猫散歩した方がマシだ。もっと一日一日を大切にしなければいかんなどと考えながら、最後は猫ヶ丘のキジ白に会った。
冬毛のせいか丸々としたキジ白。このレベルの毛皮を人間が着たら、どのくらい暖かいものなんだろうな。