昨日は仕事帰りに散髪を済ませるつもりで、西立川へ足を延ばして猫を探し、茶トラ係長の墓参のため某巨大公園にも立ち寄ったが、床屋が予約でいっぱいで肝腎の散髪ができなかった。髪を切りたいのは年越しの区切りだからではなく、年明けに台湾の南端まで行くので、暑苦しいのがイヤだからだ。どうあっても切ってから行きたいので、今日、一回限りのつもりで近所の床屋に行ってみたところ、これがとても上手かつ丁寧で最高の店だった。いい床屋に巡り会えず何年も彷徨っていたというのに、灯台下暗しとはまさにこのことだ。
今日の所用はもう一つあって、それは眼鏡のレンズ交換。10月に作った近視用の眼鏡は、猫を見つけて写真を撮るまでは良かったが、近視を矯正するほど老眼の影響が顕著になるため、撮った写真を液晶モニタで確認することすらできない。ファインダー内の液晶表示も見えないので、カメラの設定や撮影モードを変えることもできない。せっかく作った眼鏡なのに、これでは使い物にならないので、遠近両用レンズに交換してもらうことにしたのだった。ちなみにレンズ代は差額分だけで済んだ。
……以上のような用を足す必要があったため、今日の散歩は眼鏡屋のある八王子市内を少しだけ。なお、今日の猫を紹介する前に、先月3日に撮った写真が残っていたので、先にそちらを載せる。2ヶ月近くも前のことなのでほとんど忘れてしまったが、勤務表によるとこの日は夜勤で、散歩コースは柴崎体育館から矢川だったようだ。
スタート地点にほど近い小さな墓地で黒白に逃げられ、次に見かけたのは三毛の背中。
声をかけたら振り向いた。この時の気温は21.5℃ほどで日差しもあり、寝るなら日陰じゃないと暑い。
路地の奥で茶トラ白が涼んでいた。こういう場所は一直線に向かうしかないから、よほど慎重にやらないと逃げられる。
茶トラ白は目を細めている。何とか5mほどのところまで近寄れた。
ここから紹介するのは今日の散歩で会った猫。北海道の北に944hPaまで発達した爆弾低気圧があり、その影響で関東も北風が強く、北野から開始した猫探しは不振を極めた。1匹目を見つけたのはスタートから50分後。
強い風を避け、屋根の隙間に潜んでいたキジトラ。まさか見つかるとは思っていなかった顔つき。
歓楽街の猫駐車場にたどり着くと、顔見知りの三毛がちょこなんとしていた。
背後からも鳴き声がして、見ると相方の黒白がこちらを眺めていた。
車の隙間で猫の集会が始まった。もう1匹現れたのは古い馴染みのキジ白。まさか今さら三角関係じゃないだろうな。
転がるキジ白。何でもいいけど仲良くやっているならそれで結構。
やはり多角関係的な集会が始まるのだった。さて眼鏡屋に行くかー。