1年2ヶ月ぶりに猫散歩のお供となったPENTAX K-5は、どういうわけかマゼンタの発色がやたら強く、長い間それが当たり前になっていたので、その後K-3 IIや現在のKPに変えた時は、逆にとても緑っぽく感じて違和感があった。今はそれに慣れて、むしろ緑を生かすような現像を心がけているが、毎日たくさんの写真を処理しなければならないので、どうしても作業が雑になってしまう。特に気に入った写真は、あとで丁寧に現像して写真集にしようなどと考えているが、きっとそれはリタイアしたあとの老後の趣味になるだろうな。そんなことに時間を使うより、今は様々な猫たちの個性と触れ合っていたい。
……まあそういうわけで、今日の1匹目となった人妻三毛ちゃんは、カメラの使い方を忘れてしまってなかなか上手く撮れず、15分ぐらい留まってああでもないこうでもないと設定をいじっていた。
この写真も感度がISO200固定で、シャッタースピードが1/30になってしまって手ブレしている。感度をオートにするにはどうすればいいんだっけ。
ここは茶猫タウン北の細い路地。舞台照明の「サス残し」のような明かりの下、こちらを窺う猫発見。
この子は5年前の10月に初めて会った薄色三毛。あの時は小柄でスリムな印象だったが、今ではすっかり女傑の貫禄。いいもの食べてるんだろうな。
茶猫タウン南は最近あまり猫を見かけず、今日もヨレた茶トラ白が1匹のみ。
お日様は舞台照明、猫たちは舞台俳優。こちらはバックサスかな?
父が使っていたPENTAX SVで猫写真を撮ってみたいと思っているんだが、こういう暗い場所にいてくれちゃうと、ISO100とか400とかいうフィルムでは到底無理だ。晴れた日の多い冬場なら何とかなりそうでも、修理に4~5ヶ月かかるんじゃ、上がってきた時には夏になっているだろうなあ。