二連休最終日の今日は朝から出かける用があり、7時ごろ起きてニュースを見たら、昨夜遅くに台湾東部で大きな地震が発生し、花蓮で被害が出ていると知った。花蓮には今まで二度行っていて、世話になった人や猫もいるので心配している。花蓮県から台東県にかけての東海岸は地形が険しく、3,000m級の高峰が連なる中央山脈の裾野に、海洋プレートで運ばれたフィリピン群島が衝突して、幅わずか10kmという細長い海岸山脈が形成されている。そのため台湾東岸は西岸に比べると極端に平地が少なく、プレート境界なので地震も多い。東日本大震災で世話になった国のことだから、状況が分かればできる範囲で支援するつもりだ。
今日はそのニュースに触れたあと、8時すぎに家を出て、カメラを修理に出してきた。対象は父が大学生の時にバイトして買ったというPENTAX SVと、現在俺が猫撮影に使っているPENTAX KP。さすがに1962年発売のSVはリコーじゃ受けてもらえないだろうから、どうしたものかと思っていたところ、中野区にそうした古いカメラを修理してくれる工房があるというので、診てもらうことにした。現在大変混み合っておりますとのことで、納期は4~5ヶ月だそうだ。
一方、俺のKPの故障内容は、液晶モニタをいっぱいにチルトすると、表示が緑色がかったり消えたりするというもの。こちらはまだ保証期間内で、新宿のリコーイメージングスクエアで診てもらった結果、予想通り工場送りとなった。今月20日に上がるとのことなので、明日からしばらくは、以前使っていたK-5を持ち歩くことにする。
今日紹介するのは、新旧2台のカメラを修理に出すついでに見かけた猫たち。最初にSVを修理工房に出すため、中野駅をスタートしたのは9:40。最初の猫には7分ほどで遭遇した。
ていうか分かりにくい?
アップで撮ろうと回り込んだらこの有様。宥めてもすかしてもダメだった。
これはもっと分かりにくいと思う。コントラストの高い日のサビだからね。
黒猫撮影が難しいとはよく言われることだが、俺はサビの方が格段に難しいと思っている。曇ってくれればだいぶマシなんだけどなあ。
そして日陰へ。怪我の功名というか、こういう場所だときれいに撮れるな。
よほど眠いのか眩しいのか、最初から最後まで目を閉じたままだった。
冬晴れの日は当然みんな日なたに出てると思っていたが、そうじゃないのも時々いる。やっぱり紫外線を気にしてる?
2週間以上前の雪が中野区で残っていることに驚愕しつつ、前方を見ると、猫がこちらへ向かって来るではないか。
舌を鳴らすと一瞬だけ振り向いたが、すぐに奥の方へ駆けていった。今日の散歩の第一弾は西武新宿線の新井薬師前まで。結婚前の妻が住んでいた街なので土地鑑はあるつもりだったが、あまりにも迷路すぎて、地図なしではとても歩けなかった。
それでは後半をお楽しみに。