この週末はかなり暑くなるとの予報で、今日のところは25.7℃と夏日を少し超えた程度だったが、明日と明後日は30℃くらいまで上がりそうだ。夜勤の出退勤時なら避けようもないが、そうじゃないなら散歩は早朝のうちに済ませて、日中は我が家の2匹とお昼寝するに限る。
今朝は久しぶりに青梅市内を歩いてきた。車で羽村や奥多摩へ行く時に、鉄道公園に立ち寄る程度のことはたまにあるが、街なかをつぶさに歩き回るのは一昨年の7月以来。2年近く経って猫分布に相当の変化があったのか、鉄道公園はおろか、いくつかあった猫拠点はどこを覗いても空っぽ。東青梅〜宮ノ平という割と意欲的なコースだったにもかかわらず、この区間で会えたのは1グループ4匹に留まった。鉄道公園ののら園長にはしばらく会えておらず、職員に消息を尋ねたいとは思うものの、いつも朝早いので館内には誰もいない。ネットを検索すると、のら園長がヒットする最後の日付は2016年12月31日になっていて、それ以降、会ったという人は見当たらない。そのうち営業時間内に行ってみるつもりではいるが、暑い季節にあそこへ行くのは体力的にきついので、秋になって涼しくなってからだろうな。
家を出て最初に見かけたのは近所のアビちゃん。
直射日光を避けるように潜んでいる。眩しいなら逆を向けばいいのに、朝の猫というのは不思議とみんな東を向く。
そして場面は青梅の険しい山岳住宅地へと転換。まだ日の差さない駐車場に黒がいるのが分かるかな?
道路向かいの日なたにはサバトラ風の猫がいた。サバトラ風ではあるが、ティッピング(被毛の根元の白抜け)があるので、いわゆる一つのシルバーシェードタビーかと思う。このブログの分類上は「まだら」。
こちらに興味はあるようだが、これ以上は寄ってこない。朝ご飯を待っているのかな。
再び道路向かい。どこからか長毛猫が現れて鳴いている。やっぱりご飯待ちのようだね。
この子は首輪をつけている。余裕かましているように見えるのはそのせいかな。
青梅の市街地でいくつかの猫拠点を回ってみたものの気配すらなく、1時間歩き続けて宮ノ平に着いてしまい、次にやってきたのは御岳の山腹。谷底で丸くなっているのがいるんだが、さすがにこれでは絶対に分からないと思うので、マウスカーソルオンで猫の居場所を表示するようにしてみた(矢印の先っぽに鉢割れの白い点あり)。
ここは山腹トリオの駐車場。というか駐車場から見た谷底。1匹だけでここに暮らすキジ白が急斜面を登ってきた。昨冬は氷点下10℃近くまで下がる日があり、しかもここは山の北斜面で余計冷え込むので、冬を越すのは厳しいかも知れないと思っていた。よくぞ無事でいてくれたなあ。
今月3日にも奥多摩のついでに立ち寄ったばかりだが、その時は見当たらず、やはり越冬できなかったかとがっくりして帰途についたのだった。ここまで来るのは容易じゃないけど会えて良かった。
こちらの感慨を知ってか知らずか、きょとんとした顔で見つめるキジ白。しばらく日なたで体を温めたあと、50°以上ありそうな斜面を下りて行った。動画はこちら。
ほかにもいくつか寄り道したものの猫の姿はなく、最後の1匹は拝島で遭遇。もうお昼なので寝ちゃってるけど。
そんなわけで今日は広範囲の散歩だった。明日は早起きする自信ない。