18時現在、台風12号は福岡県行橋市にあって、明日夕方には枕崎から東シナ海へ抜けることになっている。日本付近の高気圧の配置からすると、枕崎を出たあと北に向きを変え、朝鮮半島の東側沿岸から日本海南部へ進む可能性もあると個人的には思っている。その場合、海水温が平年よりかなり高いので、海上で再び発達する可能性もある。偏西風(亜寒帯ジェット気流)はハバロフスク~宗谷海峡あたりを蛇行しているので、頑張ってハルピンあたりまでたどり着けば、風の流れに引っかかって東進を始めるかも知れない。突飛な予想であることは承知の上だが、こうすると天気図をつまみにビールが飲めるんである。
今朝の散歩はモノレールの柴崎体育館駅付近を一回りした、1時間ほどの道中、晴れたり曇ったり、前が見えないほどの雨が降ったりと、目まぐるしく天気が変わったが、ほとんど濡れずに済んだのは運が良かった。
最初に立ち寄ったのは定点の霜降り猫民家。珍しく玄関前に全員(?)集合して、ご飯を待っていた。
一歩前に踏み出したら逃散霧消してしまい、残った2匹がカメラに収まった。こちらに背中を向けているのが霜降りで、ここの猫たちにはこの遺伝子が脈々と受け継がれている。
気温は25℃を少し超えたくらいだが、長毛なので、早め早めに日陰へ逃れているのかも。
中途半端に日が差すと、写真が白んでしまって美しくないんだが、そんな時に限って猫はいる。
そして最後は黒白1号の逃亡直前の姿。目つきが悪いのは日差しのせいだと思う。
そんな様子を横丁から眺める黒もいた。台風直後はわんさか出てくるなー。
3月末以来のゆっくり邸に到着。路地を覗くと奥の方に黒がいた。
ゆっくり1号は今月12日の夜に息を引き取り、数日後には埋葬したと聞いていたが、夜勤が続いたり猛暑が続いたりで、なかなかお別れに来られなかった。縄張りの一角に置かれた墓標に手を合わせ、ようやく冥福を祈ることができた。ゆっくり邸の主人には、残った猫たちによろしくと伝えてあったが、特にフレンドリーさが増したというようなことはなく、近寄りすぎたらいつものように逃げられた。
ゆっくり邸をあとにして、駅に向けて引き返す。経路を少し変えて裏道を歩いていると、行く手に2匹の猫が現れた。
カメラに気付いてやや驚いた表情のキジ白。怪しい者ではございませんよ、相方さんに聞いてみてごらんなさい。
今日の最後は桜並木の黒白。2014年2月に初めて会って以来、1年に一度ぐらいの割合で見かける子。
今年は蚊が少ないと思っていたが、猛暑が一段落して活動を再開したらしく、今日は両腕を盛大に刺された。こいつも鼻の頭をだいぶやられていて、よく考えたらここは水辺だから蚊の巣窟なのだった。ちなみに蚊の成虫は地球上で最悪の害虫ということになっているが、幼虫(ボウフラ)が益虫であることはあまり知られていない。ボウフラは淀んだ水の有機物を分解し、水質を浄化してくれるので、そこに住む動物たちは安心してその水を飲める。だからもし蚊が完全に駆除されたとしても、それはそれで困った結果を生むわけである。