立冬なのになぜ20℃を超えるのか。
なかなか気温が下がらないので、見かけ上は冬の出で立ちでも、なるべく薄手のものを身につけるようにしているが、日中歩き回るとそれでも暑くて困る。猫に会えるならまだ張り合いがあるが、20℃を超えて日差しがあると、日陰に引っ込んでしまうのが多く、それもままならない。
今日は武蔵野線の北府中から府中本町まで1時間ほどかけて歩いてみた。家からそう遠くない場所なのに、散歩コースに北府中を絡めることはほとんどなく、今回が2度目。府中本町駅の構造上、南武線(特に上り)ホームから武蔵野線ホームまでがやや遠く、乗り換えが面倒なので、無意識に避けていたのかも知れない。その割に稲田堤〜京王稲田堤とか片倉〜京王片倉の乗り換えは平気だったり、八王子〜京王八王子は億劫だったりもして、面倒と感じる基準が何なのかは自分でもよく分からない。
最初の猫は稲田堤の乗り換えで発見。あれは時々この家で見かけるサバトラかな。
個性的な顔立ちの子。この家にはよく似た顔立ちの猫がほかにも2匹いて(こちらとこちら)、毛色の違いはあるものの、目元の感じや眉間のM字ラインの形状から、家族だろうと踏んでいる。
瓢簞横丁では黒白を見かけた。先日も会ったばかりの子。
前足を畳む姿が可愛らしい。この子は割と怖がりなので、少し離れたところでズームして撮った。
北府中駅をスタートしたのは11時半。図らずも、初めて北府中を訪れた時と逆コースになったようで、適当にぶらぶら歩いているうちに、見覚えのある一角にたどり着いていた。
この黒、前回(2015年3月)も見かけたと思うんだが、こっちだったか、それともこっちだったか、黒なだけに判別できない。胸元に白い差し毛があるので、たぶん後者だと思うんだが……。
その後、日が差して気温が上がったためか、府中市内は不調のまま終了。最後はいつものモノクロ爺さんたちに会いに行った。
黒白爺さんは前後不覚に寝入っていて、いくら呼んでも反応がなかった。若いころの夢でも見ているのかな。