心強い猫民家


日高市の猫

 3畳ほどのウッドデッキは我が家の2匹の憩いの場になり、暖かい日はうたた寝したりごろごろして過ごしている。2〜3日前、マコちゃんの唸り声が聞こえたので外を見てみると、3mほど離れた隣地に毛並みのいいキジトラが佇んで、こちらの様子を窺っていた。マコちゃんは端からケンカ腰で、尻尾を膨らませて雄叫びを上げていたが、10分ほどで飽きたらしく部屋に戻ってきた。新居の庭に猫が遊びに来たのはこれが初めてで、今ごろ界隈の外猫たちにも新顔の噂が広がっているだろうから、これを機会に来客が増えてくれるととても嬉しい。いちばん家が近いのは黒煙ちゃんだが、あの子はメスだからどうだろうか。平山の旧居ではアビちゃんの来訪を待ち侘びていたが、彼女の縄張りはとても小さくて、越境してくることは一度もなかった。
 今日は朝から出かけて埼玉の奥の方へ足を延ばしてみた。かつて八高線の高麗川と東武越生線の西大家を結ぶ貨物線が存在し、その廃線跡は地元の人の赤道あかみち的存在になっていた。俺も今までに廃線巡りで2回、猫探しで1回、全区間を踏破したが、引っ越して行きにくくなったこともあり、最後に訪れたのは和光勤務時代の2015年12月に遡る。あの時見かけた猫たちが元気にしているのか、確かめに行こうと思い立ち、今日の散歩と相成った。
 高麗川駅をスタートしたのは8:55。まばらな住宅街を縫って歩いていると、枯れた芝生の向こうに黒いのが見えてきた。ちょっと手前すぎて分かんないかな。
日高市の猫

日高市の猫

 俺も遠目にはなかなか分からなかった。黒猫だと気づいてからも、胸元に光る白いものを差し毛だと思ってた。
日高市の猫

 線路が剥がされた低い築堤の脇に怠惰な風情なのが2匹。
日高市の猫

日高市の猫

 にゃーんと鳴いて白出動。俺に反応したのではなく、傍らで洗車中の付近住民に懐いているみたい。
日高市の猫

 ほら、逸れちゃってるし。
日高市の猫

「そんなん言われたら不憫だから遊んであげる」
日高市の猫

「撫でていいよー」
日高市の猫

 異種動物なのに気遣ってもらって済みませんね。
日高市の猫

日高市の猫

 ここは定点の猫民家。しばらく来ないうちに家が建て替わっていて、玄関先では2匹の猫が所在なげにしていた。
日高市の猫

日高市の猫

 現場では気づかなかったが、帰宅してから調べたら、どちらも建て替え前の2015年に見かけた子だった。猫って目つきが変わると別人になっちゃうから、その場じゃなかなか思い出せないんだよなあ。この子なんか、2015年に会った時は、目の大きな美人さんという印象だった(こちら)。
日高市の猫

 昨日の散歩で通った茶渦邸をはじめ、人妻三毛ちゃん邸もチョビ1号邸も、建て替えが始まってからというもの猫の姿は一切見ない。果たして再び彼らに会えるものなのか、やや悲観的に考えていたが、この子たちに再会できたことで希望が湧いてきた。
日高市の猫

 今日の猫は散歩のアタマとケツだけ。次の猫を見かけたのは、ゴール間近の坂戸市内に入ってからだった。
坂戸市の猫

坂戸市の猫

 セミロングの茶トラ白を見つけて、同じ家の縁側を見ると、さらに2匹の猫がまったりしていた。
坂戸市の猫

坂戸市の猫

 この家で猫を見かけるのは3回目。初めて訪れたのは2011年11月だった。
坂戸市の猫

坂戸市の猫

 高麗川〜西大家の路線長5.0kmに対して6.8km歩き、散歩を終えたのは出発から2時間後の10:55。ここから分倍河原の自宅へ帰るのはとても面倒で、坂戸で考えもなしに先に来た電車に飛び乗った結果、東武東上線の最果てまで行くことになってしまった。つまり次の猫は寄居猫。
寄居町の猫

寄居町の猫

 寄居といっても、電車を降りたのは一つ手前の玉淀。ちょっと知ってる猫拠点があったので、寄ってみたら三毛に会えた。
寄居町の猫

 もう一つの猫拠点にはキジ白が1匹のみ。
寄居町の猫

寄居町の猫

 気温が低めで日差したっぷりという、猫探しには最適な日だと思っていたが、風がやたら強くて調子が出なかった。あと、寄居の駅前は以前にも増して廃墟化した建物が増えて、ちょっと危機的ではないかと感じるくらいだった。我が国は将来の人口減が確定しているので、今のままでは地方自治が立ちゆかなくなる。居住移転の自由を制限してでも、コンパクトシティ化を急がないと、多くの地方都市は予算も人手も枯渇してゴーストタウンと化すだろう。
寄居町の猫

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