こんなのまだまだ暑くないと啖呵を切ったのも束の間、今日の散歩は丘陵地帯を小一時間歩いただけでヘタレてしまった。予定ではまだらファミリーの高台(川崎市麻生区)と谷戸の公園(東京都多摩市)をハシゴすることにしていたが、最初に訪れた高台に誰もいなかったことで、やる気の8割ほどが失われてしまい、永山からバスに乗り聖蹟桜ヶ丘でインドカレーを食って家に帰ってきた。まあ長いことやっているのでこういうこともある。
その穴埋めをしてくれるのは日高市の猫たち。12日のこまこま散歩の後半が残っているので、お花見気分が冷めないうちに紹介しておく。
里山の一本道で人懐っこい3匹と戯れたのが前回までの記事。夢中になって遊んでいたので1時間半も経ってしまい、そろそろお腹が空いてきた。街道沿いのコンビニで朝食を買い込んで、猫たちの集う休憩ポイントへ向けて歩いていると、大きな桜の木の下で2匹の猫が対峙していた。
芝生の上にはいつものメンバー。先ほどの茶渦白(レッドクラシックタビー白)は隣の家の子。
俺はこれから朝ご飯を食べるけど、パンと牛乳を巡ってバトるのはワンパターン化してきたから、ちゃっちゃっと済ませちゃうよ。
中には離れたところで余裕かましているのもいる。基本的にここの猫たちは普段からいいものを食べている。
おいしい牛乳の儀を無事に済ませ、高麗川駅へ向けて再び歩き出す。里山といっても標高は80mほどに過ぎず、ソメイヨシノは大部分が見頃を過ぎている。花びらでピンク色に染まった里道を歩くこと30分で次の猫が見えてきた。
白かと思ったら三毛だった。この家で猫を見かけたことは何度かあるが、カメラに収まるのは今回が初めて。
塀の向こうに短毛の黒三毛もいた。何しろここの猫はとても警戒心が強くて、いつも逃げられてばかり。
廃線跡の築堤を歩いていると、眼下に白い猫発見。あれは先月24日、高麗川〜西大家を歩いた時にも会った子(こちら)。
前回は懐いてくれたのに、この日は冴えない天気のせいか、反応が鈍かった。