夜勤前の散歩を終え、多摩センターのカフェでコーヒーをしばいた15時すぎ、駅舎から外に出ると青空が広がっていた。日の暮れた今はところにより激しい雷雨になっているそうで、そうした寒気と暖気のせめぎ合いに決着がつけば梅雨明けとなるだろう。灼熱地獄だった去年の7月に比べれば、今年の7月はだいぶ楽だったが、いつまでもこのままではいさせてくれない。遅くとも週明けからは命がけで散歩することになるが、これを乗り越えないと実りの秋がやってこないから我慢する。
散歩コースは矢川から谷保まで。以前は頻繁に歩いたコースだが、この区間に存在した猫拠点の大部分が消滅した上、稲田堤経由で出勤するのは時間のロスになるので、最近は足が遠のいている。今日は久しぶりにスクーター二毛やお友達のサバトラに会いたかったがどちらも不在。全体的に留守の猫が多かった。
1匹目は自宅近くの猫駐車場で見かけた三毛。暑くなってきたので車の下に潜るところ。
矢川で電車を下りて最初に向かったのはブアイソーズ公園。猫の宴会場には誰もおらず、近くの民家を覗くと、敷地の奥で腰巾着の茶トラ白が休んでいた。
こいつはブアイソーズの最古参。8年経ってずいぶんくたびれたなあ。
舌を鳴らしたらサバトラが目を開けた。黒白は熟睡しちゃって無反応。
青柳崖線のハケ上から下り勾配の路地を望む。黒猫がぽつねんとしているのが分かるかな。
かつてこの場所には複数の黒猫が暮らしていた。こいつの顔には見覚えあるんだが、誰だったかなあ。
大きな声で鳴きながら近寄ってきて、ごろーんも披露してくれたが、カメラがダメらしく、敷地に引っ込んで動かなくなってしまった。散歩で見かけた猫は以上。
稲田堤の乗換えでは1匹遭遇。あれはこの家でたまに見かけるキジトラ2匹のうちのどちらか。
この家には顔つきのそっくりな猫が3匹いる。キジトラの2匹は兄妹ではないかと踏んでいて、出現率はこの子より兄の方が高い。残りの1匹はサバトラ(青トラ)で、恐らく親だろうと思うが、3匹とも雰囲気で勝手に想像しているだけで根拠はない。動物行動学のフィールドワークとは違うのでその辺は自由気まま。