あと夜勤を3回やったら台湾だ。
今までで最も天気に恵まれたのは昨年11月の猫旅で、4泊5日の旅程で162匹の猫に会い、ブログで紹介し終えるまでに19回の連載で2ヶ月近くかかった。とはいえあれほどの好条件に恵まれることはそうないだろうし、加えて今回は台湾鉄路全線完乗のため、旅程にかなりの制約がある。雨に当たらなかったとしても、100匹行くか行かないかぐらいだろうと予想している。
今日は今月5日以来の夜勤。散歩中は晴れて青空が広がっていたが、午後から急に風が強くなってきた。今夜は寒冷前線が通過して明日からはぐっと冷え込むらしく、夜勤が続くのはむしろ都合がいい。散歩コースは北町バス停から西国立駅までで、緑道のゴメン顔に会いたくて選んだコースだが、風が強かったせいか、どこかへ隠れて出てこなかった。
まずは近所の2匹。日なたで転がるはっちゃんと、手前の道端に黒煙ちゃん。
2匹まとめて見かけることは時々あるが、仲良くしているところは初めて見たかも。
散歩開始は12時半で、最初の猫に遭遇したのはそれから35分後。もう少し会えると思っていたんだがなあ。
旗竿地への細い路地に黒。迂回できないので、このパターンもやはり逃げられる。
かつて学校裏の猫アパートで暮らしていたキジ白だった。初めて見かけたのは、まだ子猫だった2012年11月。幼年期はごく普通のキジ白だったが、成長するにつれて変貌し、青年期には極めて個性的な顔立ちになった。現在は7歳だから、人間に換算すると45歳ぐらいの中年。昔は近寄っても平気だったのに、しばらく会わずにいて忘れられたのか、逃げ足がやたら速くなった。
息子に会えたことを母に報告しようと思い、150mほど離れた郷里の猫アパートに寄ってみたら、この有様。隣のマンションが取り壊されたことは知っていたが、その跡地で早速工事が始まっていたのだった(以前の様子)。これじゃ母は出てこない。
茶トラ白は塀の向こうへ飛び降りてしまい、残った茶トラは呆れたようにこちらを眺めている。
立ち去ったふりをして待っていたら、案の定、茶トラ白が出てきた。若い猫の行動って何となく読めちゃう。
最後に立ち寄ったのは怒りんぼさんの路地。いると思った電気屋の看板猫は不在で、代わりに地面にキジトラが座っていた。
この子は昔から人懐っこい子。今も性格は変わっていないようだ。
「怒りんぼさんの路地」と呼んではいるが、この路地で最初に会った猫はこの子で、ブログ開始から2週間後の2011年7月に遡る。怒りんぼさんに会ったのはそれからさらに3週間後のことだった。