UC Davis VGLに依頼していた、マコちゃんの遺伝子検査の結果がメールで送られてきた。ウェブフォームから申し込んだのが12月14日で、それから1ヶ月以上もかかったのは、正月休みを避けてエアメールを出したからだ。封筒にはマコちゃんの口腔内をぐりぐりした検体が入っており、なるべく新鮮な状態でアメリカに届いて欲しい。昔と違って今の日本郵便は本当に届けてくれるか疑わしいので、繁忙期を避けて差し出したというわけだ。
今回の検査で分かった遺伝子型はAa BB CC DD。アグチ遺伝子だけはヘテロ接合で、あとはすべて野生型の優性ホモ接合だった。検査対象外の遺伝子座は表現型(つまり外見)で判断するほかないが、W遺伝子座はwwで確定(白猫じゃないから)、O遺伝子座はOYで確定(オスの茶猫だから)、S遺伝子座はSsで確定(明らかに小白斑だから)と、容易に判定できたのは幸いだった。
唯一確定できないのはI遺伝子座で、毛色にティッピングが生じていることから、優性のI-であることは分かるが、接合型までは分からない。
最終的に判明したマコちゃんの毛色の遺伝子型は、ww OY Aa BB CC I- DD Ss。どこかにI遺伝子座を調べてくれる研究所はないものか(変異遺伝子が特定できていないらしいので無理)。
仕事の方は4日間の連休。手始めに今日は東所沢から新秋津まで、7.8kmほどの道のりを2時間20分かけて歩いてきた。いちばんの目的は下安松の肉食系三毛ちゃんに会うことだったが、あいにくその願いは叶わなかった。
1匹目は茶トラ白。
近づく素振りを見せただけで車庫に隠れて、二度と出てこなかった。
今日は朝から雲が多くて日が差したり翳ったり。たまに差したと思っても薄雲がかかって、なかなか写真がきれいに写らない。猫は普通に日なたぼっこしているけれども。
居場所は割と大胆なのに、近寄ると逃げてしまう。猫の気持ちはよく分からない。
日なたぼっこしていたのに、突然翳ってしまって憮然とするクリーム猫。
暖冬なのに冬毛がすごい。滅多に登場しない猫だが、初めて会ったのは2015年春。
定点の猫農家に差しかかると、近所から猫の鳴き合う声が聞こえてきて、敷地を覗くと強そうなのが逃げていくところだった。あんなエラの張ったクラシックタビー初めて見た。
肉食系三毛ちゃんの縄張りにたどり着いたのは10時前。常駐の茶トラお嬢さんがこちらを見ている。
久しぶりー。君は個性的な顔立ちなので遠くからでも分かったよ。
騒ぎを聞きつけてクリーム白も現れた。今日はクリームが続く日。
にゃーとご挨拶。今日はたくさん写真を撮ったので、続きはまた明日ということで。