今日は気温が20.8℃まで上がったそうで、そんな日に相原の傾斜地を歩き回ったのは失敗だった。暑くて辛い思いをするだけならいいが、汗が引いたまま電車に乗るのは風邪の原因になるのでよろしくない。今週はこのくらいの気温が続くようなので、なるべく平坦な場所を選んで散歩する。
夜勤を終えて職場を出たのは10時すぎ。以前も書いたように、毎時3本だったバスが10月から2本に減らされたため、京王堀之内駅へ向かうには30分近い待ち時間が生じる。とはいえ職場に残ってスマホをいじるような過ごし方はイヤなので、いくつか先のバス停まで歩いて向かうことにした。猫影薄い多摩ニュータウンでも、運が良ければこの何分間かで猫に会えることもある。果たしてとある団地アパートを通り抜けていると、エントランスの向こうで日なたぼっこする2匹の姿が目に入った。
こちらは10月にも会ったばかり。緑内障の右目が特徴の子。
フェンスから覗いている方は去年の10月以来。写真撮るから出てきてみない?
散歩コースは橋本から相原だったが、気温が上がったせいかからっきし。定点の2匹を見かけただけで終わった。
1匹目は常駐のサバ白。体格に似合わず極めて臆病なので、これだけ近寄れるのは珍しい。
ここは何匹もの猫が集まる猫路地だが、さっきのサバ白とこのキジトラは所属が異なる。交流もほとんどないようだ。
指の匂いで挨拶しようと頑張ってみたが、今日もダメだった。いつ来ても勝手口に通じるこの門扉から離れようとしない(一例)。
相原の坂道を歩き回って、へろへろになって帰ってきた。近所の緑道では巡回帰りの茶トラ白に行き会った。
こいつのねぐらは背後の防音シートの向こう側。大規模工事で行き場をなくしたらしい。茂みの陰で食事しているところをたまに見かけるので、優しい誰かが面倒を見ているものと思われる。ここは暗渠化された河川だが、少し先にはせせらぎがあるので飲み水にも困らないはずだ。