今日は眠いので手短に。
夜勤明けの散歩コースは片倉〜京王八王子。最初に立ち寄った猫拠点では、馴染の三船敏郎が丸くなってお昼寝していた。散切り頭を上から見るのって初めてで新鮮。
ここで暮らす猫はこいつが最後の1匹になった。道路向かいのプレハブ事務所で暮らしていた茶トラは、事務所の移転に伴い、従業員に引き取られて暮らすことになったそうだ。初めて会ったのは2014年1月で、4ヶ月前の7月16日に見かけたのが最後になった。
最近ほとんど休みなく散歩しているせいか、峠越えの坂を登っているうちに腰が痛くなってきて、途中でヘタレそうになった。とはいえヘタレようにも近くには駅もバス停もなく、この峠に挑んだからには、とりあえず歩いて下りないことには次の段階へ進めない。タクシー呼んじゃおうかなーなどと思いながら、定点の猫路地に差しかかると、行く手に親子と思しき猫グループが見えてきた。
先月来た時もたくさんの子猫を見かけたが、この子たちはまた別の猫。大きいのがお母さんかな。
臆病な3匹は民家の隙間に逃げてしまったため、諦めて先へ進むと、庇の上で寝ているのがいることに気づいた。
昔はこの家の屋根で頻繁に茶トラを見かけたものだが(一例)、年を取ってあまり外へ出なくなったのか、ここのところずっとご無沙汰だった。もう1匹は元気にしているのかな。
下り坂に向かって茶トラの写真を撮っていると、背後から猫の鳴き声が聞こえてきて、振り向くと三毛が道路を駆け抜けていった。
遅れた子猫を迎えに行っていたのね。……ていうかあの子たち、さっき会った子猫じゃないの。
おお、分かりやすい遺伝関係。クリームちゃんのお母さんは薄色三毛だったのかー。
茶トラ白はどういう関係なんだろう。もしかしたら濃い色と薄い色の二組の母子なのかな。
車の下へ逃げ込んでもらって、却って助かった。日が当たっていると露出が面倒なんだよね。
高みには三毛もいた。俺が気づかないだけで、周囲にはほかにもたくさんの猫が潜んでいるのであろうな。