今日は昨日ほど気温が上がらず、府中アメダスでは20.9℃と閾値を少し超えたくらいだった。日差しのある時に気温が20℃を超えると猫が日陰に入り始めるようで、これからの季節、夜勤前後の散歩は猫を探すのが徐々に難しくなってくる。少しでも標高の高い(つまり気温の低い)場所なら多少マシかと思い、今日の散歩は高尾の奥の小仏駐車場辺りからスタートしようと思っていたが、家を出る寸前になって気が変わった。歩く距離は7km程度なのでそう長いわけではないが、最近革靴で散歩することが辛く感じられて、下り片勾配のアスファルト道路を歩き続けるのが億劫になった。代わりに選んだのは中野島~登戸という定番コースで、こちらもアスファルト道路であることに変わりはないが、距離は5kmと短いし、何より平らなのがいい。なお通勤用の靴は、アシックスのウォーキングビジネスというのを試しに買ってみたので、届き次第履いてみる。
最初に出会ったのは、とある細い暗渠道のキジトラ。道端の植え込みで丸くなってお昼寝していたところ、試しに舌を鳴らしたら寝ぼけまなこで出てきた。
転がるキジトラの元へ駆け寄るもう1匹。あの毛色はサバトラかな。
この子たちは去年12月にも見かけたキジサバのカップル。お昼寝の邪魔して悪かったね。
目つきは悪いが、2匹ともとても懐く子なので、再会できて嬉しかった。12月に撮った動画をもう一度リンクしとく(こちら)。
少し離れた場所には茶トラ白もいた。隣に止まっている車がオレンジ色なので、反射して毛色が濃く見える。
登戸までの道中は、定点の猫拠点がもぬけの殻だった一方、通りすがりの何匹かに逃げられるなどして、次の猫がカメラに収まったのは40分後。とある民家の玄関先で黒白が艶めかしくしていた。
引いてみるともう1匹いた。艶めかしい方しか気づいていなかった。
カメラを避けてちょこまか移動する黒白。この手の姿勢が好きみたいね。
桜舞い散る公園脇の燃料店。花吹雪の向こうに1匹いるのが分かるかな。
逃げようとする前足と、留まろうとする後ろ足。不整合を起こして胴体が伸びているね。
そんな俺たちを興味深げに眺めているのもいた。こちらは渦巻き模様のキジ渦白。
大白斑はほかの毛色よりも日差しを嫌うのかな。今日の散歩で日陰にいたのはこの子が初めて。
一応、念のためプスプス言って呼んでみたが、まったく動く気配がなかった。俺が懐かれていないことは分かっているんだよ。
登戸には14時に到着。出勤までだいぶ時間が余ったので、白の住む駅前にも寄ってみた。やはりこの子も紫外線を気にしてか、見つけた時は茂みの下で丸くなっていた。
呼ぶとサイレントニャーで答えてくれるが、いつもよりだいぶ反応が悪い。14時半という時刻はお昼寝から覚めるには早すぎたようだ。