昨日の散歩が盛況だったことに気を良くして、今朝も京王線猫行脚を進めるつもりで出かけてきたが、二日続けて偶然の神様は微笑んでくれなかった。飛田給〜武蔵野台の1.1kmを迂回して10.3kmも歩いたが、見かけた猫は逃亡1匹と敷地の奥の2匹のみ。2日間で20km近く歩いたせいで、帰宅してからはサチコを抱いたまま気絶したように眠り、目が覚めたら日が暮れて真っ暗になっていた。
しかし、早起きしなければ見られない光景というのもあり、出かけたこと自体は無駄ではなかった。
うちから2軒離れた家で嗅ぎ回り中の武蔵。気配を察して顔を上げたが、こちらを見ているのではなさそうだ。
近寄ったら車の下に隠れてしまった。何に注目しているのかと思って振り向くと……、
距離わずか5m。早朝の密会現場を押さえることができて、文春記者の気持ちが少し分かったような気がした。ちなみに黒煙ちゃんは数日前、隣家の庭に遊びに来ていたが、フェンス越しにちゅ~るを差し出したら、ものすごい勢いで逃げてしまった。縄張り巡回中の猫というのは、かなり緊張しているのかも知れない。