昨日は所要のため朝から平山へ出かけて、ついでに散歩して猫にも会ったが、ブログをアップする段になってどうしても文章を書き出すことができず、パソコン上で麻雀などして気を紛らわしてみたものの、負けが込んで余計ダメになり、そうこうしているうちにイヤになってきたので猫と一緒に床に就いた。俺が書くような駄文でも捻り出すとなるとそれなりに苦労が伴うもので、こういう時は素直に諦めて美味しいものでも食べに行った方がいい。文章に限らず創作物というのは何でもそうだと思うが、自分の精神状態をうまくコントロールしないと作業の端緒につくことすらできない。
今日は夜勤前の散歩ということで、家を出たのは11時半すぎ。日勤続きで長らく出せずにいた洗濯物をクリーニング屋に持ち込み、駐輪場に自転車を止めて駅に向かっていると、広い駐車場の一角で日なたぽっこ中の猫を発見。気温は18℃ほどで猫にとっては日なたじゃないと肌寒いレベルだ。
ここらでよく見かけるサバ白兄弟(推定)の片割れ。近寄る素振りを見せただけでタイヤの陰に身を潜めた。
今日の散歩コースは西八王子から八王子までの4.5km。やや雲の多い天気で日が差したり翳ったりを繰り返していたが、出勤前ということもあり、雲が切れるのを優雅に待つほどの時間はなく、猫を見つけたら遮二無二シャッターを切るのみである。
そのタイミングでもう1匹出てきた。この辺りは昔から大白斑の猫が多く、日光過敏などで日差しを嫌う子もいるのかも知れない。
一方、隣の路地では怠惰に伸びているのがいた。あれも大白斑かな。
遠目にもオッドアイということが分かる大白斑。バレるの早すぎ。
砂利を踏む音で逃走したオッドアイを諦めて、先へ進もうとしたその時、今までの一部始終をすべて見られていたことに気づいた。
逃げ腰の黒に構っていると、さっきのオッドアイが様子を見に戻ってきた。尻尾やひげ袋の色斑からするとキジ白のようだね。
しょっぱい顔のポイントさんは約1年ぶり。この写真だとキジ白がカラーポイント化したように見えるが、右目尻のクレオパトララインにレッドらしき色が見えるので、オリジナルの毛色は恐らくキジ三毛だと思う。
向きを変えてみたけど、余計しょっぱくなっただけで毛色ははっきりしない。
整った鉢割れに見とれて近寄りすぎてしまい、猫はとっとと逃げてしまった。残念。
散歩終盤、駅近くの歓楽街に差しかかると、馴染のレッドポイントが鳴きながら現れた。
つい今しがたまで店先に活魚車が横付けになっていたので、魚の匂いに誘われて出てきたのかも知れない。俺もそれなりに美味しいものを持っているけど、魚には敵わないな。
レッドポイントはお友達の黒を盾にして、魚ほど美味しくはないお土産が出てくるのを待っている。突然の展開に黒はどうしていいか分からず、ただこちらを見つめるばかり。