猫の顔も曇りがち


川崎市の猫

 今日の夜勤は止まらないアラートメールに忙殺され、本業の書き物(月次報告書)も内緒の書き物(猫)も手につかない。一応出勤前には散歩して、猫にもちょびっとは会えたので、軽くその子たちを紹介して業務に戻ることにする。
 1匹目は近所の猫路地を監視する黒煙ちゃん。今日は珍しく地面よりも高いところにいた。
府中市の猫

府中市の猫

 いつもなら目が合うなり駆け寄ってくるところ、路地の奥を睨んだまま動かない。
府中市の猫

府中市の猫

 指の匂いにつられて地面に下りてきたが、視線はやはり路地の奥に釘付け。武蔵がいるわけでもなく、人間には見えないものを監視しているのかも知れない。猫にはよくあることだ。
府中市の猫

 散歩コースは久地から宿河原までの6.7km。黒煙ちゃんを構っていたころは青空が見えていたが、その後天気は下り坂となり、電車を降りたころには黒い雲が垂れ込めて、早朝と見紛うほどの暗さになっていた。それなりに猫が生息しているはずの散歩道も今日はスカスカで、唯一、駐車場の黒白だけはいつものように姿勢を正してご飯を待っていた。
川崎市の猫

川崎市の猫

 えー、行っちゃうのー?
川崎市の猫

 知らない仲ではないのに、近寄ろうとすると離れてしまう。10ヶ月ぶりだから忘れられちゃったかな。
川崎市の猫

 高台の緑道を歩いていると、藪で休む三毛に遭遇した。
川崎市の猫

 見晴らしのいい場所。ここなら居ながらにして縄張りを監視できるね。
川崎市の猫

川崎市の猫

 ……などとフレンドリーに話しかけるも、腰を浮かせて逃走態勢に入る三毛。猫女子と親睦を深めるのはムズカシイ。
川崎市の猫

 今日の散歩の後半は新規開拓で、道中7匹の猫を見つけたが、どれも敷地の奥で寝入っていて、写真はおろか親睦を深めることもできなかった。最後に見かけたのは歩き慣れた遊歩道のキジトラ。定位置のヒートポンプで船を漕いでいた。
川崎市の猫

川崎市の猫

 どんよりした曇り空で猫の表情も冴えない日だったが、こいつの表情が冴えないのはいつものこと。9月に来た時も6月に来た時もこうだったし、たぶん今後もこうだ。
川崎市の猫

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