世間一般は今日から仕事始めの会社が多かったようで、久しぶりに歩いた八王子の市街地は人出が多かった。コロナの感染者数は東京都で151人と思ったほどではなかったが、よく考えたら休み明けの集計は明日からなので、大幅に増えるとしたらそれ以降になるだろう。もしまた緊急事態宣言など出されたらうんざりだけれども、感染者が増えるということは、オミクロン株がさらに変異する可能性を高めることになるので、ある程度の行動制限はやむを得ないと思っている。とはいえ今までの実績からすれば、感染が拡大するのは時間の問題なのであり、どうせ避けられないなら楽にしといた方がいいという考え方も、賛同はしないが理解はする。
夜勤前の散歩コースは西八王子から八王子まで。電車に乗る前に地元のクリーニング屋に洗濯物を持ち込んで、身軽になったところで馴染の猫の許へ顔を出した。まだだいぶ離れているけど、地面でお昼寝しているのがはっきり分かるね。
砂利を踏む足音でバレたけど今日は逃げない。実はこいつには夜も時々会っていて、内緒の親睦を深めていたりする。
同じ駐車場の離れた場所に、身内と思しきもう1匹のサバ白もいた。
こいつは元からそれほど臆病ではないので、ちょっと近寄ったくらいでは逃げない。
散歩コースで遭遇した1匹目はキジ白。猫の溜まり場になっている家庭菜園は冬の日差しが届かず、猫も寒そうにしているように見えるが、このころの気温は12℃ほどで比較的暖かい日だった。
地面には可愛らしい彼女の姿もあった。2018年11月にデートしているところを初めて目撃したので、この子たちは少なくとも2年2ヶ月は付き合っていることになる。俺は一人の人とそんなに続いたことないよ。
奥のキジ白は兄弟。日差しの暖かな日はたいてい2匹でここにいる。
雲の多い日ではあったが、夕方までほぼ日が差していたため、猫たちの多くは見えるところに出ていた。
目元が痛々しくてすぐには気づかなかったが、近寄って見ると顔見知りの灰白だった。子猫のころからの知り合いでもあり、何とか持ち直して欲しいんだがなあ。
向かった先はさっきの灰白の家。ここには複数の猫が出入りしているようだ。
最後の猫は柳の花街で見かけた黒。食後のお散歩に出るところだったみたい。
私はここの三毛姐さんに良くしてもらっている者なのです。そう警戒しないでくださいな。
一回りした黒は建物の隙間に潜り込んでしまい、再び出てくることはなかった。三毛姐さんももう1匹の小柄な黒もしばらく見ないけど、今も元気にしているのだろうか。