二連休初日の今日は奥多摩のいくつかの猫拠点を梯子するつもりだったが、お昼すぎから雨との予報で泣く泣く諦めた。この季節の天気予報は悪い方に外れることが多いし、山間部のことなので、実際は朝から降っている可能性が高い。今すぐに行かないと死んじゃうというほどのことでもないので、今日のところは近場を一回りするつもりで8時すぎに家を出た。府中市付近も奥多摩と同様に午後から雨との予報だったが、さすがにこの辺りは平野部だし、雨雲レーダーに映っている雲もまだまだ遠かった。3匹ぐらい見つけたら聖蹟桜ヶ丘のミスドでドーナツ買って帰ろうなどと呑気に考えていたが、あいにくスタートから1時間もしないうちに本降りの雨となり、尻尾を巻いて帰宅する羽目になった。
民家の玄関先でちょこなんとする黒白を発見したのは8時半。この家は朝食が遅いのかな。
首に小さな鈴がついている。どこかで見た顔のような気がしてならないが、きっとよく似た別人だと思う。
2匹目を見つけた時にはもう降り始めていた。バス停からも遠く、先へ進むか引き返すか決断できないまま、とりあえず遠くに佇む猫を激写。
呆れて立ち去る前の準備運動。この子は俺が手ぶらなことを知っている。
今日の散歩は2月下旬に京王線猫行脚で歩いた経路をなぞっている(こちらの記事)。その時の猫たちにもう一度会いたいと思ったからだが、結果的にそれが叶ったのはこの子だけだった。
その後さらに雨が強まったため、聖蹟桜ヶ丘どころか多摩川を渡ることもできず、30分に1本のコミュニティバスに乗って駅に逆戻り。ここから自宅までは自転車に乗り換えて濡れて帰らなければならない。駐輪場にたどり着き、束の間の乾いた場所に安堵していると、雨宿りしているのがほかにもいた。
今までも何度か見かけているので(一例)、もしかしたらという気持ちはあったけどね。それにしてもどうして君はいつもそんな不安定なところにいるの?