この季節には珍しく、今日は朝から雲一つない青空が広がり、気温もぐんぐん上がって最終的には38.1℃を記録した。昨日と同様に南風が強かったので、日なたに出ても一瞬で焦げつくような感覚はなかったが、それが逆に油断を招くことにもなった。こういう日の散歩は自分の感覚に頼っていてはダメで、たとえ大丈夫そうに思えても、定期的に休憩と補水を繰り返さなければならない。35℃を超える猛暑日の場合、基本的に15分ワンセットで、間に必ず補水休憩を取ることにしているが、今日は1時間20分(4.5km)の散歩中に2回しか休まなかった。途中からふくらはぎがつるような感覚があったので、もう少し続けていたらヤバかったかも知れない。季節が夏に変わる時はいつもこのようにして危険を悟り、次回からより慎重な行動に変えていくパターンだが、今日はコース上に日陰が少なくて、休むに休めないという事情もあった。
こんな日でも猫に会えたのはびっくりぽんだが、ほぼすべてが暑さにやられて伸び切っており、まったくもって活気が見られなかった(一日一猫では季節や天候によって様々に変わる猫の姿態をたくさん記録しているので、過去記事も併せてご覧ください)。
夏の風体、1匹目はこちら。
こんな場所でもシルエットで何となく分かった。あれは常駐のオートフォーカス迷う君。
レンズにフィルターをつけない派なので、快晴の日は写真が真っ青になってしまうのが困りもの。猫はちょびっとだけ写っている。
車の下でひっくり返っていたのはこちらの三毛で、場所的にあのようにしか撮りようがなかった。夏の風体、3匹目はちょっと分かりにくいかな。
このころ時刻は11時半で気温は36℃ほど。猫の体温を超えているわけではないので、こうしていればまだ放熱できるようだ。2018年の夏、39.3℃(青梅で41.1℃)だった日の散歩では、薄曇りで日差しが柔らかかったにもかかわらず、こうした場所からも猫の姿が消えていた。
毛繕いの手を休めてこちらに注目。この子は会ったことあったかなあ。
最後に立ち寄ったのは寝坊助四天王の家。見える範囲にいるのは1匹だけだった。
このように、この季節は極めて低い位置にカメラを向けることが多く、それにはチルトモニタが必須となる。以前、固定モニタのカメラ(K-5)を使っていた時は、いちいち地面に膝や肘を突いて屈まなければならないので、1匹撮るたびに暑さにやられて死にそうになっていた。時には22日のようにズボンが裂けてクリティカルな部分が露わになったりもするので、PENTAXブランドのAPS-C一眼レフにはぜひともチルトモニタを採用して欲しいところである。