今日は朝から冷たい雨が降り続き、気温は予報より下回って最高14.2℃という震える一日となった。しかもこれは日付が変わって間もない1:21の記録で、日中になっても下がり続けているので、このまま行けば明日未明には10℃を割り込むかも知れない。
昨日までは窓を開けて半袖で仕事していたのに、今日はぴったり閉ざして重ね着して暖房も入れた。猫は2匹ともクッションで丸くなっていたが、部屋が温まるにつれて活動的になり、特にアンダーコートの豊富なサチコは、寒がりのマコちゃんがあまり動かないのをいいことに、部屋の中を行ったり来たりして居場所の確保に努めていた。あまりにも寒いので猫用ヒーターを出そうかとも思ったが、天気が回復すれば気温は上がるのでそこまではしなかった。アンダーコートのないマコちゃんが高齢になれば、サチコより寒がると思うので、そうなったら今よりも早めに冬仕度することになるだろう。
そんなわけで今日の記事も先月25日のラム肉調達散歩の3回目。6時半に拝島駅を出発したあと、シャム混1号の不在を確認しつつ、最初に立ち寄ったのはキジ白3号のねぐら。そこでしばらく遊んだあと、旧々々居を経由して再開発ファミリーに会ったところまでを前回と前々回で紹介した。
散歩はさらに国道16号を渡って福生市内へ。時刻は7:42で散歩開始からすでに70分が経過しているが、この日は日曜日なのでまだほとんど人影がない。
猫影はあるけど、日差しが強すぎて、そこじゃきれいに写らないかも。
敢えなく逃走したキジ白のあとをついていくと、逆光の日陰に猫の背中を発見。
福生市では珍しい、面積0.2km²という狭小大字のとある一角。きれいな毛並みのキジトラが裏口に張りついていた。
ここで猫を見るのは去年11月以来。遠目にはその時のキジトラかと思ったけど、もう少しオッサンっぽかったような気がするなあ。
「ぜんっぜん違うでしょうが」
声の主は三毛ちゃん。にゃーんと鳴いてお尻を上げるけど、決して近寄ってはこない。
向こうから来ないので、こちらから近寄ったら車の下に隠れてしまった。いったい君はすりすりしたいのかしたくないのかどっちなんですか。
とある住宅街の一角に猫が現れた。この距離でもカラーポイントって分かるね。
逃げられるかなと思ったけど意外に平気。そばで家の人が見ているからね。
サイアミーズ遺伝子が働いていなければ単なる黒白で、ちょうどオートフォーカス迷う君のような毛色だったはず。
散歩の最後に歓楽街を一回りしてみたものの、安否が気になる妹分Bはおろか、踊り子さんほかすべての猫が不在でがっかり。唯一見かけたのは韓国スナックの店先に佇むキジトラだった。
店の扉はいつ開くのか、そもそもこのコロナ禍で店が存続しているのかすら俺には分からない。1年前に撮った写真と比べると明らかに痩せているので、ここでご飯にありつけることはもうないのかも知れない。
散歩のあとは予定通り西友でラム肉とジンたれ、野菜などを買い込み、帰宅したのは出発から5時間後の11時半すぎ。26℃ほどまで上がった気温は長毛には暑すぎるとみえて、武蔵邸のクロエさんが日陰で伸びていた。
いつもなら目が合っただけで出てくるのにこの有様。暑さに加えてお昼前という時間帯が猫をより怠惰にさせている。