狛江の古墳で暮らすキジ白に会いたくなることがたまにあり、機会があったらまた行こうと思っている間に冬が来て春になった。狛江というのは自宅からだとなかなか行きにくく、夜勤明けに寄るのは容易いものの調布までの距離が長すぎて体力が持たない。去年の春、それでも頑張って夜勤前に京王多摩川~和泉多摩川の7.9kmを歩き切り、割とたくさんの猫に会えたことがあったので、今日はそれにあやかろうと約1年ぶりに同じコースを辿ってみた。そして盛大に外した。
京王多摩川をスタートしたのは前回(去年3月16日)とまったく同じ12:23。先に結果を書いておくと歩いた距離は7.5kmで見かけた猫は3匹。一つ年を取ってあまりふらふらしなくなったせいか、思ったほど体にダメージはなく、夜勤に入った今もそれなりにしゃんとして働いている。
1匹目は定位置のサバ白2号。最近は足音を忍ばせて近寄ってもバレるようになり、寝顔を撮ることが難しくなった。
初めて会ったのは2020年11月。シルバーの毛色に現れるとされるターニッシュでところどころ毛色が赤茶けているが、子猫でもこうなる子はいるので(一例)、必ずしも加齢のせいというわけではないみたい。
午前中は日が差していたので、その時の名残で見えるところに出ているのかな。もう翳ったから隠れた方がいいかもよ。
スタート直後で見かけた黒白を最後にぱったりと猫影が途絶えて1時間40分。今日はもう無理だなあと不貞腐れていると、和泉多摩川駅の数百m手前まで来て奇跡の発見。遠目には猫に見えないけどあれは猫。
地元の人によると、いつもここらで見かける子なのだそう。木の上にいることが多いとか何とか。
古墳のキジ白には会えなかったが、寝床と思しき場所の雑草が猫型に倒れていたので、たまたま不在にしていただけだと思う。いずれまた挑戦してみる。