休暇1日目の今日は先日から行きたいと思っていた立川勤務時代の散歩コースを辿ってきた。俺が猫散歩を始めたのは2011年6月からで、当時勤めていた錦町の会社の終業時刻が17時だったこともあって、まだまだ明るい帰宅の道すがらにはたくさんの猫が出歩いていた。今日の散歩もできれば夕方からの方が良かったが、それを待って雨に降られたのでは涙ちょちょ切れなので、空が明るい午前中のうちにスタートして4時間後に帰ってきた。そもそも今の立川は10年前のような猫密度ではなくなっており、少しでも見つけられれば御の字というレベル。実際のところ、見かけた数こそ少なかったものの、久しぶりの顔や懐かしい顔に会えたことはとても嬉しかった。
夜勤前の散歩だと不在のことが多い上矢印邸。今日は11時前という時間が良かったのか、いつもの場所でお昼寝していた。
邪魔をするなと言わんばかりの鋭い眼光。おねむな上矢印ちゃんは反応がなかったが、半年ぶりに姿を見られたのは嬉しかった。
こちらは定点の猫民家。いつもの黒白を訪ねてみたら、代わりに黒がいたでござる。
以前ほど頻繁には来なくなった場所で、この黒もちょっと記憶にない。10年ほど前にこの近くで暮らしていたおにぎり娘の子供たちのどれかなんて奇跡はないのだろうなあ。
嬉しい再会(その2)は怒りんぼさんの路地にて。もう会えないのではないかと半ば諦めていた古馴染のキジトラが、まるでずっとそこにいたかのように佇んでいた。
初めてこの子に会ったのはブログを初めてから2週間後の2011年7月15日。普段は室内で過ごしていて外に出てくることはあまりなく、前回会ったのも一昨年6月と出現率は低い。少し痩せたようにも見えるけど元気そうで良かった。
ゆっくり駐車場跡地に黒い影。昔はここから入って行けたけど、今は閉鎖されてフェンスが張られているので、ゆっくり邸の方から回ってみよう。
故・ゆっくり1号のお友達の黒。元気だったかー。
猫の出入りの多い場所なのではっきりしないところもあるが、こいつは2014年2月には会っていると思う。今はゆっくり邸の最長老。
ゆっくり邸を訪ねるのは去年1月以来。2匹とも老け込んだ印象なのは時の流れ。
ゆっくり邸のあとは柴崎体育館(という名の駅)からモノレールに乗って帰るつもりだったが、ここまで来たならと思い直してもう1箇所だけ寄り道することにした。3km近く余計に歩くことにはなったが猫には会えた。
予定では黒白に会えるつもりだったけど、この街の猫は全体的にモノトーンだから想定内。
寄り道で会いたかったのは黒白だけどこれは人違い。ゴージャスぱっつん黒白とその仲間たちは敷地の遥か奥で惰眠を貪っていて、舌を鳴らした程度ではどうにもならなかった。
からし号で帰宅したのは15時前。ちょうど武蔵がお昼寝から醒めたところだった。
こいつも夜勤前や夜勤明けにはなかなか会えない。2〜3時間の差でこうして出てくるのになあ。
以上が今日見かけた猫たち。このほかにも公園のキジトラ、チョビ1号、七三ファミリーの母や婆さんなど、いくつかの猫拠点を回ってみたが会うことは叶わなかった。