昨日、夜勤明けで帰ってきてから偏頭痛が始まって、今日の夕方までベッドの上で唸っていた。それほど強い痛みではなかったが、文字を見るのが苦痛で、パソコンやスマホにも触らずに、時々様子を見に来る猫たちを撫でるなどして過ごした。このようにして2日間の連休の半分が終わってしまって、俺は今とても悲しい気持ちだ。
外猫の方は昨日の夜勤明けで会った子たち。この時はまだ頭痛じゃなかったので、高幡不動~万願寺~甲州街道~日野という無理っぽい距離を歩いてみたが、過ごしやすい気温とは裏腹に、出会えた猫はわずか3匹(と自宅付近で1匹)だった。
1匹目は日野の猫民家にて。家の前でクリーム爺さんが寝ていた。
こんにちは。耳がこっちを向いていたから、バレているのはバレていたよ。
「わざわざ来てもらっても、ここにはもう俺のほかに誰もいないんだぜ」
ただ一匹残された爺さんも、ずいぶん老け込んだ。初めて会ってから3年と少ししか経っていないのに、ここはとても静かになった。
気温は24.5℃ほどで、日差しが厳しいわけでもなく、猫が見つからない理由が分からない。天災地変の前触れかと思ったりもしたが、庭に繋がれた飼い犬がだらしなく寝そべっているのを見ると、どうやらそうではないらしい。9km近く歩いて、さすがに嫌気が差してきたころ、ようやく次の猫が視界に入ってきた。
何ヶ月か前に、とても似たような写真を撮ったことがあるような気がして、家に帰って調べたら、違う猫だった(こちら)。猫たちのお気に入りの場所なのかしら。
駅から家へ向かっている時には、すでに頭痛が始まっていて、ふらふら自転車を漕いでいると、車の下で涼んでいるのを見かけた。