実を申すと、この文章は台湾出発の前日(8日)に書いているんである。当日分の記事と、台湾旅行中の記事と、合わせて4日分の文章をまとめて書いていて、もう疲労困憊なんである。明朝3時に起きれるだろうか……。
台湾の方は今日が帰国日。昨夜は枋寮駅前の安宿に泊まり、一夜明けた今日はいくつかの街で猫を探し、新左營14:55発の台湾高鉄(台湾新幹線)で一気に台北へ戻ることになっている。この記事が予約投稿される18時(台湾時間17時)ごろ、俺は帰りの飛行機に乗るため、地下鉄で台北松山空港へ向かっているはずだ。
今回の旅行でとりわけ行きたかったのは台南だが、時間的にどう頑張っても無理だったので、泣く泣く諦めた。台湾では、駅と市街地が不自然に離れているケースが多々ある。いずれの場合も、路線の延伸や短絡化に伴い、街外れに移転したもので、そういう駅の周りには猫どころか商店すらなくて困る。1979年に移転した花蓮駅は、新駅周辺の市街化がかなり進んでいるが、台東駅は明らかに再開発に失敗していて、ひどい有様だ。台南の場合はやや事情が違っていて、在来線の駅は街の中心部にあるが、高鉄の駅は北海道新幹線の新函館北斗のような佇まいで、駅の周りに何もないだけでなく、在来線の台南駅から電車で25分ぐらいかかる。そんなだから、台南で散歩する時間はどうしても取れなかった。ついでに言うと、今回は台北、台東、台南、台西という4つの街を巡ることも考えていたが、同じ理由により、台東と台南がネックになって、2泊3日には収まらなかった。
前置きが長くなってしまった。台湾の話は帰ってきたらゆっくり書くので、今日は今月3日に会った猫たちの続きをどうぞ。
前回の最後で茶トラ白に逃げられたわけだが、その拠点となっている路地を覗いてみると、似たような毛色のが2匹いた。
地面の茶トラは即座に逃走。残った鉢割れも渋い顔。この辺りまで来ると、ようやく顔馴染みが増えてくる。
忙しそうにしているな。半年ぶりだけど、また出直そうかな……。
黒っぽい路地には黒白だけがいた。コントラストの高い朝なので、相方の黒は日陰になって見えないのかも。
以前たまに見かけた安全輸送猫ではないようだ。あいつどこかで元気にしているかな。
あれはたぶん顔見知りのサビ。人懐っこいはずなんだが、この日はシートを被ったまま出てこなかった。
長毛と短毛の違いはあるが、年恰好が似ているから、兄弟かも知れない。
どちらもおっかなびっくりで、車の下に出たり入ったりしていた。
散歩はさらに続き、この前日(1月2日)に歩くつもりだった某巨大神社下や、西立川にも足を伸ばした。残りは天気の悪い日にでも載せる(こちら)。