緊急事態宣言は解除されたが今月はまとまった休みが少なく、早く東京を脱出したいと思いながら2週間も経ってしまった。昨日からの三連休は全部出かけるつもりだったが、あいにく初日は雨に祟られたため、どこへも行かずに網戸を張り替えたのは昨日書いた通り。今日は雲こそ多かったものの雨は降らない予報だったので、4:57の始発電車に乗って三浦の猫たちに会いに行ってきた。思えば通勤以外で東京から出るのは3月31日のこまこま散歩以来。その前となると1月7日の水上散歩まで遡る。去年4月、最初の緊急事態宣言の発令を受けて、自分で勝手に決めた縛りではあるが、よく今日まで我慢したものだと自分でも思う。
ちなみに明日も早くから散歩に出かけるつもりなので、今夜は可及的速やかに就寝して疲れた体を休めなければならない。撮った写真は連載3回分になるが、今日のところは手短に17枚掲載して、残りは後日に回すことにする。
分倍河原から始発の南武線上り電車に乗り、川崎で京急の特急に乗り換えて、目的地に到着したのはちょうど2時間後。こんなに天気の悪い日に三浦を訪れるのは初めてというほど暗い朝だったが、猫は1年前と変わらず、駅構内で所在なげに佇んでいた。
建物の裏へ移動したのであとをついて行くと、室外機の上にちょこなんとしてこちらを向いていた。
背後にはキジトラもいた。この辺りに何匹かいるのは知ってるけど、みんな割と大胆な場所に出ているのね。
逆サイドに回ってもう1匹いることに気づいた。ていうか、さっきから鳴いているんだけれども。
キジ白は2018年3月に初めて会った子。同じ日に駅の裏手でキジトラにも会っており(こちら)、眉間のM字ラインの形状からすると、この子ではなく室外機に乗っかっていた方のようだ。みんなご無事で何より。
広大な大根畑を縫って歩くこと20分。椰子の木の砂浜にたどり着くと、お散歩帰りと思しき2匹が海の方から戻ってきた。
キジトラは全部で3匹。この子たちは次回詳しく紹介することにして……、
2年前の秋、3匹の子供を連れていた真っ黒家族のお母さんは、足元の小さな白斑が目印だった。まあこいつも知らない仲ではないんだけども。
ごろごろする黒を眺めながらしばらく感慨に耽る。コロナで足止めを食っているうちに、猫の世界もだいぶ変化があったようだ。次回はキジトラファミリーの紹介から。