今朝の散歩地に選んだ北野〜京王八王子は7月31日にも京王線猫行脚(最終回)で歩いたコースで、京王片倉駅あたりで二分割すれば平日の仕事前でも行けないことはない距離だ。そんなコースに貴重な休日を充てたのは北野のクリームポイントに会いたかったからで、縄張りの駐車場で舌を鳴らせばたいてい出てくると思って余裕かましていたのだが、あいにく今朝はいくら待っても現れなかった。昨夜は遅くまで雨が降っていたらしく、朝になってもじめじめしたまま気温が上がらないのでまだ寝ていたのかも知れない。京王線猫行脚の時とほぼ同じ時間帯に同じコースを歩いたのに、クリームポイントだけでなくブルーの折れ耳など当てにしていた猫の悉くが不在。途中、巡回帰りと思しき茶トラ白を見かけたからまだ良かったものの、そうでなければスタートから1時間20分も猫に会えないところだった。
あの猫も危なく逃げられるところだったけど、必死にプスプス言って何とか思い留まってもらった。
近寄ってみるときれいな毛並みと立派な尻尾。どこかの飼い猫かな。
スタートから1時間20分後の猫はこちら。高みからこちらを睨んでいた。
引いた写真を撮るためレンズを交換していると、いつの間にか高みの猫が1匹増えていた。
美人な三毛ちゃんは京王線猫行脚の時にも会った子。あの時はかなり懐いてくれたが、今日は高みからこちらを見下ろすばかりで動きなし。
こちらはよく見ると2匹いる。しばらく動かなそうなので、先に近所を一回りしてこようかな……。
か細い声でよく鳴く子。怪しい者ではございませんので、ちょっとだけ相手してくださいな。
今まで数え切れないくらい訪れた街でも、一本違う路地に入ると新たな出会いがあるものだなあ。
背伸びして万歳してカメラを向けてもこれが精一杯。キジ白の白斑が胸元以外にもあるのか確認したかったな。
左目の白濁は8月とあまり変わらない。2020年1月に会った時は目が潤んで目やにも出ていたが、2019年9月に会った時は何ともなかった。その数ヶ月の間に怪我でもしたのかも知れない。
散歩の最後に歓楽街のポイントさんに会えたので、毛色的には目的を果たしたことになるが、俺は北野のポイントさんの人格に触れたかったのであって、会えなくて残念なことに変わりはない。
そしてこちらのポイントさんはレッドポイント(のはず)。初めて会った2016年6月の写真と比べると、だいぶくたびれていることは明らかだが、それに加えて毛色も少し薄くなったように思う。
ポイントさんの待ち人はこちら。続きは後日。