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2018-11-13
あざとい茶白さん

 昨日の記事にも書いたように、今回の台湾猫旅のテーマは東西南北制覇であり、そのうち「北」つまり台北の猫は、昨日のお昼ごろ南港あたりをうろついて、すでに何匹かは見つけているはずだ。今日の猫散歩は宿泊地の花蓮県萬榮郷から始まり、二度目の訪問となる玉里を経由し、お昼前には台東に到着。ここでたっぷり2時間半ほど散歩して、東西南北の「東」を制覇したあと、路線バスで太麻里へ移動し、夕方には南迴線の普快車(非冷房普通列車)で枋寮そして高雄を目指すことになっている。
 南迴線に1往復だけ残る普快車は、去年1月の猫旅で乗った時のまま、日本製の旧型客車が最後の活躍を続けている。前回と違うのは電化工事が急ピッチで進められていることで、それが完成すれば、老朽化の著しい客車列車は早々に淘汰されるものと思われる。台湾島を一周する幹線の完全電化と併せ、大規模な新車導入も計画されているが、こちらは入札が不調に終わるなど、必ずしも順調には進んでいないようだ。ここのところの台鉄の新車といえば日本製の牙城だったが、今回日本からは入札する企業がなく、結局、通勤型電車520両については韓国が落札したそうだ。鉄道関連の海外案件はトラブルが多く、何かあると損失が大きいので仕方ない部分もあろうが、そんな風土では若い人が育たないんじゃないだろうか。
 まあそんなことはどうでもいいんだが、今日紹介するのは、先月16日の夜勤明けで見かけた猫たち。この日はあまり調子が良くなくて、登戸から中野島まで歩いたものの、見かけた猫は3匹に留まった。
 最初に見かけたのは大白斑の三毛。ちょっと変わった場所で寛いでいた。
川崎市の猫

川崎市の猫

 ぱっつん頭だから若く見えるが、実際は結構熟している方だと思う。見かけるのは去年8月以来の2回目。
川崎市の猫

 次の猫は前髪を下ろしている。同じ三毛でも色んな毛色があるものだね。
川崎市の猫

川崎市の猫

 カメラはあんまり好きじゃないみたい。近寄ったらイカ耳になっちゃった。
川崎市の猫

 中野島の猫拠点にたどり着くと、長毛茶トラ白が巡回から戻ったところだった。
川崎市の猫

川崎市の猫

 ひょいっ。
川崎市の猫

 「あれ、また来てたの」
川崎市の猫

 「じゃあこういうの、サービスしとこうか」
川崎市の猫

 「ほら、コケティッシュ」
川崎市の猫

川崎市の猫

 今日はこれでおしまい。
川崎市の猫

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2018-11-12
0泊2日の輪島散歩(5)

 今日から16日まで台湾へ猫探しの旅に出かけているので、これから5日間はあらかじめ準備しておいた記事を予約投稿でお送りする。初日の今日は中華航空223便で羽田から台北松山空港へ飛び、台北捷運の文湖線で南港展覽館へ移動。先日書いたように、中華電信ショップで計量型のプリペイドSIMを調達したあと、南港周辺で最初の猫探しをすることにしている。今回の猫旅のテーマは「台湾の東西南北制覇」で、まずは「北」の台北市内で猫を見つけようという魂胆だ。南港のあと瑞芳の茶渦ファミリーを訪ね、夕方には七堵からくだんの432次普悠瑪に乗って今夜の宿泊地を目指す。このブログが公開される18時(台湾時間17時)ごろ、俺は普悠瑪号の車中で茶葉蛋でも食っているだろう。
 今日紹介するのは、先月4日、0泊2日の弾丸スケジュールで行った輪島猫散歩の最終回(前回はこちら)。前日の日勤が終わったあと、バスタ新宿から七尾行きの夜行バスに乗り、金沢駅前に到着したのは4日早朝の5:20。駅近くで予約しておいたカーシェアリングの車に乗り換えて、のと里山海道をすっ飛ばし、輪島に到着したのは7:10だった。舳倉島へ渡る「ニューへぐら」の乗船締め切りは8:50で、それまでの1時間40分が本土側の散歩タイム。知りもしない土地でやすやすと見つけられるほど甘くはないと思っていたが、蓋を開けてみたら大盛況で、半日にも満たない散歩で連載5回分にもなってしまった。
 輪島港を出港したのは9時ちょうど。津軽海峡を見て育った俺の目から見ても、波はそう高いとは思えなかったが、100tほどの小船であるニューへぐらは木の葉のように揺れた。このような場合、甲板に立って水平線を眺めていれば船酔いを防げるんだが、10分ほどそうしているうちに塩まみれになってしまい、そそくさと船室へ退散。結局1時間半の航海の大半を寝て過ごし、舳倉島港へ降り立った時は揺れの錯覚でふらふらになっていた。
 前置きが長くなってしまうので、まずは猫を。日陰で寛ぐ鉢割れキジ白の後方に、もう1匹いるのが分かるかな。
輪島市の猫

輪島市の猫

 さらに後方には海と消波ブロック。君たちを見つけるまでに島を1周半しちゃったよ。
輪島市の猫

輪島市の猫

 ニューへぐらが舳倉島港に到着したのは10:30。猫発見が12:20で、帰りの出港は15:00。商店すらない島で4時間半の滞在は長すぎると思っていたが、むしろそれで良かったんだな。
輪島市の猫

 つーかみんなキジ白なのな。
輪島市の猫

 入り江は穏やかで天気もいい。誘ったら猫たちも出てきてくれた。
輪島市の猫

輪島市の猫

 中には小さいのもいるね。
輪島市の猫

輪島市の猫

 この島は大陸と日本列島を行き来する渡り鳥の休息地になっているため、野鳥観察のメッカと言われ、全国各地からバードウォッチャーが集まるそうだ。確かに猫を探して島を歩いていると、バズーカみたいなレンズをつけた立派なカメラがあちこちに据え付けられて、愛鳥家や研究者と思しき人たちがシャッターチャンスを待っていた。俺のような手持ちの高倍率ズームレンズなど、彼らからすれば子供のおもちゃに等しく、鳥と猫では利益が相反するような気もするので、行き会っても軽く会釈するに留めておいた。
 俺は島に渡るまで、ここの猫たちは野猫のねこ(イエネコが山野で自活して再び野生化したもの)かも知れないと思っていた。もしそうなら、そう簡単に人間の前には出てこないはずで、見つけることは困難だろうと思っていた。現在、舳倉島に定住する人は少なく、漁のない冬は本土側の本宅で過ごす人が多いと聞くに及び、自活能力のないイエネコが日本海の小島で越冬するのは不可能に思えたからだ。しかしカメラを向ける俺を怖がりもせず、浜辺で遊ぶ猫たちの姿は本土と同じイエネコそのものだ。時には渡り鳥を捕食することもあるらしいが、それで糊口を凌ぐにしては、彼らの顔つきはのほほんとし過ぎているように思えた。
輪島市の猫

 だってほら、こんなだよ。
輪島市の猫

 がりがり。
輪島市の猫

 あにゃーん。
輪島市の猫

 ぐあー。
輪島市の猫

 うーん、可愛いねえ。
輪島市の猫

 物怖じしない何匹かが海辺に出てきた。そこは荷揚げ場のようだから、美味しい匂いが染み付いているのかも。
輪島市の猫

輪島市の猫

 オトナの猫は大人しくしている。魚網の陰はいい塩梅?
輪島市の猫

 思いがけずキジ白家族に会えて、有頂天になって長居してしまった(動画はこちら)。帰りの船までまだ時間があるけど、もう少し島の猫を探してみるよ。
輪島市の猫

 さすがにこの島へ来る機会はもうないだろうなあ。君も元気で大きくなってね。
輪島市の猫

輪島市の猫

 周囲5kmほどの島をもう一周しても次の猫は見つからず、そろそろイヤになってきたころ、ようやく目立たないところに潜んでいるのを発見。
輪島市の猫

 あー、やっぱり君たちは飼い猫なんだ。野猫は首輪しないもんね。
輪島市の猫

 日本海にぽつんと浮かぶ孤島の猫の首に鈴。海や山で隔てられていても、人間や猫の営みは、途絶することなく繋がっているのだなーと、感動を覚えた一瞬だった。
 この島は今昔物語集に「猫の島」と書かれていて、もしそれが本当なら、平安時代かそれより前に、朝鮮半島から渡って来たと見るのが自然だろう。一方、福岡県鐘ヶ崎から移住してきた海人が、輪島市海士町と舳倉島を拠点にして、海女という積極的漁業で生計を立てるようになったのは、17世紀半ばの慶安年間と言われている。海人が陸を歩いて移動してくるわけはなく、航海のお守りやネズミ避けとして、船に猫を乗せて来た可能性は高い。この日俺が会った猫たちのルーツは果たしてどちらなのか、旅を終えて帰宅してからも、郷土史の本をめくりながら想像を巡らすのは、とても楽しい作業なのだった。 輪島市の猫

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2018-11-11
どんぐりはどこへ

 夜勤明けの猫散歩で、六花咪の住む谷戸の公園に立ち寄ったら、ちょうどご飯の時間だったようで、近所の人が来て猫たちに水とカリカリを与えていた。軽く挨拶を交わしたあと、猫たちの事情を教えてもらったところ、人懐っこい六花咪にはかつて里親が現れて、引き取られて行ったことがあったが、先住猫に怯えてしまって手がつけられず、飼育を断念したことがあったそうだ。いくら同じ種とはいっても、生い立ちの異なる個体を無造作に一緒にしても、上手く行かないことの方が多い。人間社会でもそっくりそのまま同じことが言えるなあと思った。
 短い猫談義の中で、かつて近所に住んでいた黒猫の話が出て、よくよく聞いたら、以前時々見かけていた2匹のことだった。
 「インターネットに動画を載せた方がいて、夫婦って書かれていたようだけど、あれは親子なんですよ」
 「あ、それ私かも……」
 「あらま」
 3年ほど前に何度か会った親子猫は、その後ぱったり見なくなって心配していたが、現在はどちらも安住の地を見つけたとのこと。一方、以前谷戸の公園で見かけていた、くたびれたキジ白(六花咪ではない方)は、しばらく前に体調を崩し、最期は病院で看取られて死んだそうだ。俺はただ単に見かけた猫を撫でて、写真を撮るだけの日々なので、彼らの消息を知ることができるのはありがたい。
多摩市の猫

 今日の六花咪。お腹を空かせて鳴き続けていたのか、声が枯れていた。
多摩市の猫

 黒白もでかい声で鳴いている。例年ならそろそろどんぐりの絨緞ができる季節なのに、今年はスカスカだねえ。
多摩市の猫

 「そんなものじゃお腹は満たせませんよ」
多摩市の猫

多摩市の猫

多摩市の猫

 どんぐりがないというのは、自然界では割と重大なことだと思うんだが、イエネコの暮らしには影響がないようだ。
多摩市の猫

 かつての多摩村から由木村へ抜ける峠道を越え……、
八王子市の猫

 途中、木漏れ日に憩う茶トラ白などを見かけ……、
八王子市の猫

 たどり着いたのは定点の猫ポイント。はるか彼方に転がる猫発見。
八王子市の猫

 お澄まししちゃった。
八王子市の猫

八王子市の猫

 テコでもどかないキジトラ。縄張りは大切だよな。
八王子市の猫

 裏路地から表側に回ると、ここにも1匹いた。たぶんさっきのとは顔見知り。
八王子市の猫

八王子市の猫

 嗚呼、風前の灯火……。
八王子市の猫

八王子市の猫

 猫区画を一回りしていると、都合よく2匹の猫が出てきた。
八王子市の猫

八王子市の猫

 小白斑はそそくさと逃亡。大白斑は鼻に傷なんかあって強そうだ。
八王子市の猫

 明日から5日間の台湾猫旅に出る。記事は事前に用意してあり、予約投稿で毎日18時に公開するのでお楽しみに。
八王子市の猫

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