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2019-04-05
せせらぎの黒白

 2月まで住んでいた平山の家はとんでもないボロ家で、どのくらいボロいかというと、床に置いたボールが転がり、施錠したはずの勝手口のドアが勝手に開くくらいボロい。なので、うちが退去したあとは当然取り壊すだろうと思っていたんだが、賃貸情報サイトで検索したら、何と入居者募集中と出ているではないか。あの家は建築基準法上の道路に接していないため、いくら古くなっても建て直すことができない。家を建てられない土地の資産価値などないに等しいのであるが、それゆえに固定資産税は安く(恐らく年間数万円)、最小限のリフォームで延命を図りつつ、崩壊寸前まで貸し続ける方針なのだろう。うちが入居した時は敷金を3ヶ月分も積んで猫飼育可の特約を結んだが、そうでもなければ、あのままで成約に至るのは難しいのではないだろうか。
 今朝の散歩コースは西国立からモノレールの柴崎体育館まで。かつてのゴールデンキャットロードは見る影もなく、チョビ1号の家は跡形もなくなったし、七三駐車場にはいつの間にか閉業の看板がかかっている。そんなわけなので、1匹目の遭遇までに要した時間は30分と長かった。
立川市の猫

 この場所で猫を見るのは久しぶり。日差しが強いので分かりにくいが、あれはtipped silverとcameoの組み合わせの三毛。近影はこちら
立川市の猫

 崖線沿いの細い路地。黒いのが潜んでいるのが分かるかな。
立川市の猫

 ほらいた。もうバレているね。
立川市の猫

 逃亡先で麦わらと合流。この組み合わせは子猫時代にも見たことあるな。
立川市の猫

 民家の敷地の細いアプローチで日なたぼっこ中の猫発見。
立川市の猫

立川市の猫

 睨んでいるように見えるのは、きっと眩しいから。
立川市の猫

 小さなせせらぎに佇む黒白。
立川市の猫

 この子は近所に住む子。水を飲みに来たんだね。
立川市の猫

立川市の猫

 せせらぎを覆うように桜並木が続いているが、花びらは流れてこない。散り始めるのはまだ少し先かなあ。
立川市の猫

立川市の猫

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2019-04-04
花冷えの朝

 日の出時刻が早まるとともに日中の気温も上がり、20℃を超える日が多くなってきた。これから秋までは朝のうちに散歩する方が快適で、猫も見つけやすくなるので、今月の勤務シフトから日勤を多めにしてもらっている。1ヶ月ぶりの日勤となった今朝の散歩コースは谷保からスタート。張り切って5時に起きて6時に家を出たが、新居から谷保というのはとても近く、上手くすれば15分か20分で着いてしまう。旧居と同じ時間に出たのでは早すぎたらしく、満開に近い桜の木の下に猫の姿はなかった。
 そのまま西府まで歩いても猫に会える気がしなかったので、谷保から再び電車に乗って矢川へ移動。仕切り直して最初に立ち寄ったのは、ブアイソーズの第二宴会場だった。
国立市の猫

国立市の猫

 花冷えは依然として続いていて、今朝の最低気温は0.2℃。猫は日差しを求めて欄干の手すりに登っている。常駐の2匹は不在のようだった。
国立市の猫

 日が当たるのは高いところばかりではない。こういう隙間に潜んでいたりするから気が抜けない。
国立市の猫

 後ろの小鳥には気付いていないみたいね。
国立市の猫

 とある猫拠点に差しかかると、高みでまったり中の猫に遭遇。去年の冬、この屋根で長毛キジトラを見かけたことがあり、もしかしてと思って見たらやっぱりいた。
国立市の猫

 長毛が屋根に登っているのだから、今朝は寒かったわけだなあ。
国立市の猫

国立市の猫

 その道路向かい、地面で鳴いているのは短毛のキジ白。
国立市の猫

国立市の猫

 とても長い毛繕いの合間を縫ってもう2ショット。10分近くしゃがんで待っていたので腰が痛くなってしまった。
国立市の猫

 はるか彼方で転がる物体発見。
国立市の猫

国立市の猫

 慎重に慎重に近寄っているところ。俺の記憶が正しければ、この猫はものすごく臆病で、バレた瞬間フェンスの向こうへ逃げるはず。
国立市の猫

国立市の猫

 やっぱり!
国立市の猫

 こちらは猫民家の三毛。半目を開いて寝ていた。
国立市の猫

 「朝帰りなんだよ、寝かしといてやってくれよ」
国立市の猫

国立市の猫

 猫だけに気配には敏感で、そうこうしているうちに目を覚ましてしまった。
 ここへ至るまでに通った桜並木は咲き加減のバラつきが大きく、ほとんど散って葉桜になっているのもあれば、まだ蕾がたくさん残っているのものもあった。中にはそれが同じ個体で起きているものもあり、最盛期のタイミングがとても計りにくい。明日はどこを散歩しようかな。
国立市の猫

2019-04-03
福生の顔見知りを訪ねて(1)

 この三連休は初日の4月1日に福生市内を12km歩いただけで、あとはどこへも出かけずに、ただひたすら家でうだうだして過ごした。俺は何もせずに一所ひとところにじっとしていると、徐々に気分が落ち込んできてどうにもならなくなる。天気は良かったのだし、せめて今日ぐらいは散歩に出れば良かったんだが、体を動かすのは簡単でも、気持ちを動かすというのはなかなか難しくて……。
 その4月1日の朝、俺は6時前に家を出て分倍河原から南武線の下り電車に乗った。なぜそんなに早く出かけたのかというと、当初考えていた目的地は福生ではなく、春秋恒例のこまこま散歩に行くつもりだったからだ。しかしここのところの花冷えで府中や立川の桜はまだ満開に至らず、個体によっては五分咲き程度のものまである。桜の巨木と猫たちを訪ねて高麗へ行くなら、もう少しあとの方がいいのではないかと思い直したのだった。
 どちらにしても拝島から八高線に乗るのは同じで、高麗まで行っていたら到着は8時になっていたはずだが、東福生で降りたので散歩スタートは7時ちょうど。高麗よりたった4つ手前の駅なのに、なぜ1時間も早く着くのかというと、東飯能での接続がわざととしか思えないレベルで悪く、西武池袋線の秩父行きが来るまで40分近く待たされるからだ。
 そんなわけでこの日の散歩は東福生から。11時半から新元号の発表があるというので、なるべくそれまでには家に帰れるよう、少し急ぎ足で歩き始めると、ほどなくして黒白が日なたぼっこしているのを見つけた。
福生市の猫

 緑色に塗られた壁際で、常駐の黒白がぽつねんとしていた。大白斑のお友達はいないみたいね。
福生市の猫

 緑一色は麻雀なら縁起がいいが、写真を撮るには厄介で、カメラが無理にホワイトバランスを取ろうとしてマゼンタが強くなり、変な色合いになってしまう。RAWで撮っていても完全に修正するのは難しい。
福生市の猫

 河岸段丘の緩い坂道を下って、歓楽街へと足を踏み入れる。踊り子さんの妹分の二毛が定位置にいた。
福生市の猫

福生市の猫

 初めて会った7年前とまったく同じ場所。よほど安心な場所なのだろうな。
福生市の猫

 「あなたさえ来なきゃね」
福生市の猫

 妹分がもう1匹。
福生市の猫

福生市の猫

 ここは踊り子さんも使う寛ぎ処。近くにいるかと思って辺りを見回してみたものの、それらしい猫影はない。去年7月を最後に見かけなくなって9ヶ月が経ち、そろそろ諦めモードになってきた。もし無事にしていたとしても、遠くへ引っ越した今、この出現頻度ではそうそう会えない。
福生市の猫

 もし消息を知っているなら、俺が会いたがっていたって伝えておいて。
福生市の猫

 この日は予想以上によく晴れて、高麗へ行かなかったことを少し後悔し始めた折、給湯器の上でまったりしているのが目に入った。
福生市の猫

 猫が乗っかっている給湯器は9割方がリンナイかノーリツで、それ以外は皆無に近い。猫が気に入る理由でもあるのかと思って調べたら、そういうことではなく、給湯器のシェア自体がその2社で占められているらしい。ちなみに我が家は少数派のパーパス。
福生市の猫

 「何の話です?」
福生市の猫

 福生というのは街の色分けがはっきりしていて分かりやすく、歓楽街を抜けると次は商店街へ出る。もちろん猫はそのどれにもいる。
福生市の猫

 開脚中のところ恐れ入りますが、写真を撮らせてくださいな。
福生市の猫

 「やーよ、エッチ」
福生市の猫

 そして次は住宅街。行く手の道端には猫2匹。
福生市の猫

福生市の猫

 黒白は顔見知り。余裕かましていたら行っちゃった。
福生市の猫

 こちらは白猫のように見えるけど、実はキジ白。尻尾がキジトラ模様だし、肉球黒いし。
福生市の猫

 黒白は逆光になっちゃった。順光だとこんな感じの可愛い子。
福生市の猫

 街を抜け、広い公園にたどり着いたのは8:40。平日のせいか人影はまばらで、ぽつぽつと猫の姿が見えている。
福生市の猫

福生市の猫

 水辺の猫はたぶん知ってる子。おーい。
福生市の猫

 「はーい」
福生市の猫

福生市の猫

 繁華街や住宅街と違い、人家もない広い公園での暮らしは格段に厳しいようで、ある日見かけた猫が次にいないということは珍しくない。そんな中でこいつは最も古い2014年7月からの顔見知り。何か様子が違うと思って近寄ったら両耳がなくなっていた。中耳炎にでもなったのだろうか。
 散歩はこのあともしばらく続き、撮った写真はちょうど掲載2回分となった。後半はまた後日ということで一つよろしく。
福生市の猫

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