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2018-12-12
夏冬別人

 昨日の夕方から冷たい雨になって今日のお昼ごろまで降り続いた。布団の中で雨雲レーダーと睨めっこしていたので、出勤するころには止むだろうと予想していたが、それと同時に猫が出てくるとは限らない。どこを散歩するかしばらく悩んだ結果、今日は日野駅近くの猫拠点からモノレールの甲州街道駅まで歩いてみることにした。コース全体が自宅と同じ日野市内ではあるが、日野駅へ直接向かう交通機関はなく、バスで豊田駅に出て1駅だけ電車に乗らなければならない。乗り換えは面倒臭いが所要時間は30分未満なので、今日はいつもの夜勤前より30分遅い12:20に家を出た。
 バス停へ向かう前に猫ヶ丘を回ってみたが、引っ越す前に会っておきたいアビちゃんや井上陽水には今日も会えず、代わりに佇んでいたのは顔見知りの茶トラ白。さっき雨が止んだばかりなのに、天気の回復を敏感に察知したようだ。
日野市の猫

日野市の猫

 茶トラという毛色は秋冬物の上着のようだね。
日野市の猫

 日差しを察知したのがもう1匹。こちらも時々見かけるキジ白。
日野市の猫

 道路が乾くのはまだ当分先。
日野市の猫

 散歩開始は12:55。寝坊助四天王は猫団子になっているようだな。
日野市の猫

日野市の猫

 もともと寝坊助三羽烏と呼んでいた猫たちだが、先日このグループがキジ白4匹で構成されていることが判明したため、称号を四天王と改めた次第。で、残り1匹はというと……、
日野市の猫

 離れた場所で毛繕いしていた。顔の怪我は喧嘩でもしたかな。
日野市の猫

 定点の猫路地でこちらを睨む麦わらさん。
日野市の猫

日野市の猫

 何度も欠伸を繰り返す子(この写真で10回目くらい)。敵意のないことを示しているのか、それともリラックスに努めているのか。
日野市の猫

日野市の猫

 不思議に思って後ろを振り向くと、そこにはお友達のキジ白がいたのだった。
日野市の猫

 ええと、君はもしかして、半年前に見かけたオリエンタル美人さん? あのスレンダーで目の大きな子? うーん、冬毛って猫を別人にしてしまうのね……。
日野市の猫

 「僕だって夏はカッコ良かったんだ」
日野市の猫

日野市の猫

 雨は止んだのになかなか日差しが戻ってこない。お尻を暖める準備はできているのに。
日野市の猫

 「冷えは万病の元だからね」
日野市の猫

 「付き合わされちゃって大変なんですよ。僕はそんな年じゃないんだけどなあ」
日野市の猫

 「……ていうかお前はいつもの不審者!」
日野市の猫

 「おー不審者だ」
日野市の猫

 カメラを持ってうろつく俺を怪しみつつ、みんなそれぞれの場所で日差しを待ち侘びているのだった。あと、最初の猫拠点では動画も撮ったので、こちらからどうぞ。
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2018-12-11
君はいつか会った子?

 風邪のような風邪じゃないような中途半端な状態で、鼻がぐずぐずしたまま治らない。台湾では熱中症スレスレで散歩して、帰国してからは気温の乱高下で出かけるたびに季節が違うような日々が続き、今日は降って湧いたように冬になった。八王子で今シーズン初の氷点下を記録した中、今朝は頑張って早起きして福生の猫たちに会いに出かけてきた。せっかく行くからには知り合い全員に会いたいわけだが、相手は猫なのでそう都合良くは行かない。今回は踊り子さんの妹分に会えたことを喜ぶことにして、残りは次回の課題にする。本来この季節は関東特有の雲一つない冬晴れの日が続くはずで、朝日の差す時間になれば、猫たちが一斉に出てきて毛繕いを始めるんだが、今年は晴れること自体が少ない上に、表記上は「晴れ」になっていても雲を伴うことが多い。猫たちの行動パターンも拡散しがちなので、例年よりかなりやりにくさを感じている。
福生市の猫

 で、こちらが踊り子さんの妹分の三毛。何だかんだで5ヶ月ぶり。
福生市の猫

 視線が冷たいような気もするが、付き合いは長い。6年前と同じ行動パターンなので、生活は比較的安定しているものと思われる。
福生市の猫

 寂れた歓楽街を抜けて住宅街に差しかかると、空き地の向こうに白いのが見えた。
福生市の猫

福生市の猫

 やや後ピンになったお陰で、冬毛が逆立っているのがよく分かる。今朝はとても冷え込んだからなあ。
福生市の猫

 定点の猫路地を覗くと、塀の上で2匹の猫が弱い日差しに当たっていた。
福生市の猫

福生市の猫

 黒味の多いサビはここで暮らす子。
福生市の猫

 相方の黒は病気に罹ったのか、前回会った時よりずいぶんヨレていた。手厚くしてもらってはいるはずだが、冬場はこういうことになりやすい。
福生市の猫

福生市の猫

 思い出せないぐらい前に一度だけ猫を見かけたことのある民家で再び猫発見。
福生市の猫

福生市の猫

 正面から近寄ってみると、あどけない感じのキジ白だった。
福生市の猫

 以前ここで見かけたのは銀三毛だったなあ。あの子はもういないのかしら。
福生市の猫

 ……と思ったらデッキの上にいた。模様が少し違うようだけど。
福生市の猫

福生市の猫

 この子も5年半前に見かけた子も、茶色+銀トラ+白のいわゆる銀三毛。キジ三毛の遺伝子型ww Oo A- B- C- ii D- S-のうち、I遺伝子座が優性のI-に変異し、フェオメラニンの生成が阻害されることでキジ色から黄色味が抜けて、このような毛色の組み合わせになる(I遺伝子は茶色のO遺伝子より下位なので茶色には影響しない)。銀三毛がそう珍しいわけではないが、6年越しに同じ家で見かけた子なので、どうしても親子関係を疑ってしまうし、もしそうだったらとても嬉しい。
福生市の猫

 歩いているうちに雲が厚くなってきて、気温も5℃ほどで止まったまま上がらない。こういう時は本当に探しにくくなるので、半ば諦めていたが、定点の黒白は今日もいてくれた。
福生市の猫

福生市の猫

 何も考えずにシャッターを切ったら鼻筋が白飛びしてしまった。君の顔は露出が難しいね。
福生市の猫

 公園の隅でぽつねんとしていた黒白。呼んだらこちらを振り向いた。
福生市の猫

福生市の猫

 ひげ袋の黒ぽっちが可愛い子。
福生市の猫

 今日の散歩も線路端の三毛婆さんが最後だった。
福生市の猫

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 遠くからディーゼル機関車の汽笛が聞こえてきて、よく考えたら今日は貨物列車の運転日だった。事前に通過時刻を調べておいて、写真でも撮ればよかった。
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2018-12-10
台湾の東西南北の猫(7)

 三連休の初日は朝から出かけて横浜ズーラシアのメロディさんに会い、夜は多摩センターで仕事関係の飲み会に参加したんだが、あくる朝から激しい頭痛に見舞われて、連休中にやろうと思っていたことが何一つできなかった。日本酒が主体の飲み会で、ある程度の二日酔いは覚悟していたが、三日間まるまる回復しないというのは考えにくい。いつもの偏頭痛の激しいやつだと気付いたのは昨夜になってからだった。猫関係業務の方もまったく進捗がなく、今日は事前に用意しておいた台湾猫旅を載せることにする。
 猫旅2日目(11月13日)は瑞穂温泉の人懐っこい黒白から始まり、その後タクシーで玉里の猫たちに会いに行き、さらに太魯閣号で台東駅に到着したのが11:10。市街地から離れた台東駅の周囲は寂れ切っていて、列車から降りた人たちは三々五々どこへともなく散っていく。台湾の公共交通機関は運賃がとても安く、台東駅から台東轉運站(バスセンター)まで7km、20分の道のりのバス代は25元(約91円)だ。そんな値段ではさぞかし混んでいるだろうと身構えていたが、いざ乗ってみると乗客はまばらで、列車から降りた客の大部分は迎えの車やスクーターに乗ったようだ。台湾の地方路線バスはどこも利用者が少なく、経営が成り立っているのが不思議なくらいだが、台東駅〜台東轉運站のような基幹路線も例外ではなかった。
 猫の方は前回に続き台東駅の駅裏から。人口10万人程度の街とはいえ、日中帯の繁華街はスクーターが多すぎて精神的に辛く、寂れた駅裏に回ったわけだが、それが幸いして、可愛らしいのに何匹も会うことができた。
 この子はとある団地で見かけた黒白。いわゆる一つの「逃げ腰」。
台東市の猫

台東市の猫

 地べたに座って落ち着いたと思ったのも束の間、次の瞬間、見えなくなるまで逃げてしまった。
台東市の猫

 とある路地の車の上で、にゃあにゃあ鳴いているのを発見。向こうもこちらを見つけてダッシュしてきた。
台東市の猫

 すごい、尻尾ぴーんだ!
台東市の猫

 つかつか。
台東市の猫

台東市の猫

 これはどうもご丁寧に。
台東市の猫

 指でご挨拶のあとは、ごろーん。
台東市の猫

 さっきの黒白みたいに、見えなくなるまで逃げるのもいるし、この子みたいに、見えないうちから駆けてくるのもいるし、おじさんもうどうしていいか分かんないから動画を撮ってみたよ。
台東市の猫

 「あれ? 一緒にやらないの?」
台東市の猫

 一緒にやりたいのは山々だけど、強制送還されると困るので……。
台東市の猫

 向こうからもう1匹、大白斑のクリーム白が現れた。
台東市の猫

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 2匹は知り合いみたいね。一直線に近寄ってくる。
台東市の猫

 車の下に潜った茶トラ白と見つめ合っているところ。
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 ありゃ、踵を返して逃げちゃった。関係性の分からない2匹。
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 「ここ、私の縄張りなんですけど」
台東市の猫

 前回の記事でも触れた、かつての台東旧駅へ至る廃線区間。現在は一部区間が「台東山海鐵馬道」という名のサイクリングロードに転用されている。今さら言うまでもないが、台湾はGIANTという世界的自転車メーカーを擁する自転車大国であり、愛好家も多く、このようなサイクリングロードが全国各所に整備されている。この日は平日だったせいかチャリダーの往来はなく、ひっそりとした木立の脇に猫が1匹佇むのみ。
台東市の猫

 野良然とした野良猫。日本製高級カリカリ食べるかな。
台東市の猫

 「我怎麼也不求乞你(施しなんかいらねえよ)」
台東市の猫

 じーっ。
台東市の猫

台東市の猫

 地面にひとつまみのカリカリを置いてその場をあとにした。次回は太麻里郷から。
台東市の猫