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2019-09-14
峠の向こうのカミツキネコ

 「寝室にラジオが欲しい」との妻のリクエストに応えて、RJX-4800Dと303WA-2を導入してしまう俺は、やはり基本的に引きこもりのオタクなのだろうな。
 ニュースによると、AM放送の送信設備の維持がコスト的に困難だとして、民間ラジオ局がFM放送への移行を検討しているとのこと。音質の良いFM放送に移行するのは大歓迎という人が多いかも知れないが、FM放送に使用されている超短波は、AM放送の中波に比べると障害物に弱く、電波の届く距離が短いという性質がある。例えばTOKYO FMは東京タワーに10kWの送信所を持つほか、八王子市、檜原村、青梅市と島嶼部に中継所がある。東京23区だけなら東京タワーで足りても、東京都全体とか関東圏とかいうレベルになると、いくつもの中継所が必要になる。災害時に放送エリアを維持するには、当然それらの拠点がすべて正常に稼動していなければならない。
 一方、AM放送で使用する中波は、FM放送ほど高音質ではなくノイズも拾いやすいが、電波が遠くまで届くことと、受信設備(つまりラジオ)が簡単に作れるという利点がある。例えばニッポン放送は木更津の送信所から100kWの出力で電波を送信していて、中継所がなくても夜なら北海道まで楽勝で届く。共産圏には1,000~1,500kWという高出力の放送局があり、AMラジオからロシア語や朝鮮語が聞こえてきた経験を持つ人は日本中にいるはずだ。AM放送はごく単純な回路で受信することが可能で、子供の知育教材として最適なだけでなく、いくつかの部品があれば電源がなくても動作する。いわゆる鉱石ラジオとか塹壕ラジオというもので、無人島に不時着した飛行士や戦場の兵士が、身の回りのものを使って製作した事例が知られている。災害時にこれほど有用なものはないと思うのだが、それでもやはり民間ラジオ局はAM放送から撤退してしまうのだろうか。
 今日の猫散歩は南武線の津田山から久地まで。このコースは急峻な峠越えを含む困難なミッションだが、今年1月に見かけた尋常性白斑猫とカミツキネコに会いたくて、当てもないのに三度目のチャレンジをしたのだった。
 息も絶え絶えになってサミットを越え、下り勾配に転じたところで猫発見。
川崎市の猫

 立派なエラとキンタマはパワーの象徴。惚れぼれするねえ。
川崎市の猫

 この峠が急峻なことを伝えたくて、引いた写真を撮ってみたものの、今いち分かりにくい。なので元来た道を振り返ってみると……、
川崎市の猫

 ほら、こんな坂。黒猫もびっくりだよ。
川崎市の猫

 「俺はお前にびっくりだよ」
川崎市の猫

 アジア的な長屋風景と内職のおばさんと猫。
川崎市の猫

 もしかして、君たちはあの時の子だね!
川崎市の猫

川崎市の猫

 真っ白なので100%の自信はないが、この子は1月に二度見かけたカミツキネコだと思う。あの時はとてもお腹を空かせていて、見かねた近所の子供が(善意で)みかんを与えたりするくらいだったので、その後の消息が気になっていた。夏痩せして目が大きく見えるせいか、猫侍の玉之丞(故・あなごさん)に似た雰囲気を醸し出しているね。
川崎市の猫

 兄弟と思しき黒白は奥の方で見てるだけ。尋常性白斑猫は不在のようだったので、そのうちまた様子を見にくる。
川崎市の猫

 会いたい猫たちに会えたのでとても嬉しくなり、その後の気分はルンルン。猫サーチパワーも冴え渡る。
川崎市の猫

 あれに見えるは大白斑の三毛。目つきが逃げる気まんまんだな。
川崎市の猫

川崎市の猫

 慎重に慎重に近寄ってこれが限界。車の下に隠れてしまった。
川崎市の猫

 とあるマンションの駐車場で猫が丸くなっていた。
川崎市の猫

 「あれは噂の手ぶら野郎」
川崎市の猫

 「寝たふり寝たふり」
川崎市の猫

川崎市の猫

 その傍らには尻尾の黒いのがいた。今日はよく大白斑に会う日だな。
川崎市の猫

川崎市の猫

川崎市の猫

 背後には細い目のキジトラ。実は二つ上の写真にも写っているんだけれども。
川崎市の猫

 時刻は13:45で気温は23℃ほど。もう秋になったので、放熱ではなく蓄熱しているのかな。
川崎市の猫

川崎市の猫

 逃げかかったキジ白はとてもカッコいい顔立ち。もう少し近くでと思ったが、やはり車の下に隠れてしまった。残念。
川崎市の猫

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2019-09-13
お社の2匹

 昨日は一度もエアコンの電源を入れず、夕方からは涼しい風も吹いて、久しぶりにまったり過ごすことができた。今日などは最高気温が22.7℃止まりで、向こう10日間の予報からも30℃以上の数値が消えている。やっと秋が来たのだなあと感慨に耽る一方、今月末の夏休みの旅行先に、わざわざ南国の台湾を選んだことを少し後悔していたりもする。まあ向こう(台中)も秋の気配が濃いようで、今後7日間の予想最高気温はすべて30℃未満なので、朝夕なら猫を探す余裕はあるかも知れない。心配するべきは台風だろうな。
 今朝は涼しくて快適ではあったが雲が厚く、家から駅までの間に6匹も猫を見かけたにもかかわらず、暗すぎて撮影は断念した。スタート地点の矢川に着いて多少マシになったが、寝坊助の猫たちが目覚めて活動するほどではなく、花咲く婆さん邸もブアイソーズ公園も空っぽ。1匹目に遭遇したのは散歩開始から30分近く経ってからだった。
国立市の猫

 神社の囲いの上に佇んでいたキジ白。突然現れた不審者に右往左往しているところ。
国立市の猫

国立市の猫

国立市の猫

 参道脇にも潜んでいるのがいて、そんな俺たちの様子を窺っていた。
国立市の猫

国立市の猫

 この子は6月下旬にも見かけた美人さん。大白斑なので分かりにくいけど、毛色はキジ白。
国立市の猫

 2匹とも同じ家の飼い猫かな。
国立市の猫

 広い公園の真ん中にぽつねんと佇む猫発見。
国立市の猫

国立市の猫

 ご飯を待っているのか、それとも食べ終えたのか、遠くからは窺い知れない。
国立市の猫

 近寄ってみると穏やかな表情。
国立市の猫

 お腹いっぱいなの? 俺は仕事の前に多摩センターで食べて行こうかな。
国立市の猫

 こちらも食後と思しき黒。所定の位置でちんまりしていた。
国立市の猫

国立市の猫

 「お腹が空いているなら、僕が家の人に頼んであげようか」
国立市の猫

 実用猫検定1級。
立川市の猫

 回答はこちら。
立川市の猫

立川市の猫

 この子は黒白1号の相方の三毛。問答無用で逃げられるかと思っていたが、踏み留まってくれたので助かった。この近所は解体や新築が多く、以前ほど猫に会えなくなった。
立川市の猫

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2019-09-12
チョコ白の一味がいない

 最近の俺はちょっとやさぐれている。どうせ今日も真夏みたいに暑くなるに決まってるし、猫なんか探したって死にそうになるだけで見つかりっこない、引きこもって桃太郎電鉄やって貴重な休暇を潰してやるーと、昨日の寝る前から固く誓っていたんだが、夜間頻尿により朝早く目が覚めてしまい、ほかにすることもないので6時に家を出て新宿へ行ってきた。
 混雑すると分かり切っている京王線でわざわざ新宿を目指したのは、副都心近くの住宅地に住む、チョコ白の一味に会うことを思いついたから。出現率が高いわけでもなく、懐かれているわけでもないんだが、子猫のころからの顔見知りなので、何となく気になる存在になっている。数ヶ月〜半年に一度ぐらいしか行かない場所なので、会えるかどうかは運次第なわけだが、残念ながら今日はツキがなかった。
 そんなわけで1匹目は黒白。
新宿区の猫

 朝ご飯を待って、お行儀よく香箱を組んでいる。
新宿区の猫

新宿区の猫

 背後からにゃあと呼ぶ声がして振り向くと、道端にキジ白がいた。
新宿区の猫

 なぜか逃げ腰。呼んだはいいけど人違いだった?
新宿区の猫

新宿区の猫

 逃げるキジ白について自宅まで来ると、屋根の上からも声が聞こえた。
新宿区の猫

 やあ、君はさっきの子にそっくりだね。兄弟かな。
新宿区の猫

 鉢割れの形は少し違っているけど、目元や鼻の形がよく似ているね。
新宿区の猫

 日陰の暗いところに潜んでいるのもいる。俺みたいに暑さにやられてやさぐれているのかな。
新宿区の猫

新宿区の猫

 この耳の曲がり方は後天性かな。この街には垂れ耳がもう1匹いるけど、それとは性質が異なるように見える。
新宿区の猫

 足に骨瘤はなさそう。かつてのシャム猫のように、血統種の流行がイエネコの未来を変えていく。
新宿区の猫

新宿区の猫

 一方あちらに見えるは庇の黒白。7時半を過ぎてもまだ寝てる。
新宿区の猫

新宿区の猫

 早く起きないとご飯食いっぱぐれるよ。
新宿区の猫

 この街に茶系はいないのだろうかと思って、最後にもう一回りしていると、偶然にもスタイリッシュ三毛さんに遭遇できた。これは何という僥倖だろう。
新宿区の猫

 しなった背中がとてもチャーミングだね。
新宿区の猫

 「ちょっと待て、その発言は、コンプラ行き(字余り)」
新宿区の猫

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